東京グールの見る順番・時系列・作品一覧・放送順まとめ

2014年に放送された人気アニメ「東京グール」は、アニメ、スピンオフ含めていくつか作品があります。

見る順番は結論から下記の通りです。

このページでは、東京グールを見る順番・時系列・各作品のあらすじ・見どころを本文で解説していきます。東京グールに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

『東京グール』の作品一覧・放送順

放送時期	タイトル	ジャンル
2014年7月〜9月	東京喰種トーキョーグール（第1期）	TVアニメ
2015年1月〜3月	東京喰種トーキョーグール√A（第2期）	TVアニメ
2015年9月30日	東京喰種トーキョーグール【JACK】	OVA
2015年12月25日	東京喰種トーキョーグール【PINTO】	OVA
2018年4月〜6月	東京喰種トーキョーグール:re（第3期）	TVアニメ
2018年10月〜12月	東京喰種トーキョーグール:re（最終章）	TVアニメ

公開順で見ると、OVAがちょうどいい感じに入るので、物語が頭に入りやすくなります。

東京グールを初めて見るという人は、公開順に見ると混乱しません！

『東京グール』の見る順番

見る順番	タイトル	ジャンル	放送時期
1	東京喰種トーキョーグール（第1期）	TVアニメ	2014年7月〜9月
2	東京喰種トーキョーグール√A（第2期）	TVアニメ	2015年1月〜3月
3	東京喰種トーキョーグール:re（第3期）	TVアニメ	2018年4月〜6月
4	東京喰種トーキョーグール:re（最終章）	TVアニメ	2018年10月〜12月

東京グールの見る順番は、上記表の順番で見ればOKです。

第1期から最終章まで、主人公である金木研に焦点を置いたストーリーとなっていてます。
OVAの『東京喰種トーキョーグール【JACK】』と『東京喰種トーキョーグール【PINTO】』はスピンオフ作品なので、見なくても本作のストーリーには影響ありません。

スピンオフ作品は、2作とも本作のサブキャラクターが主人公で、大筋の物語とは関係の薄いストーリーです。
本編を一通り見てから視聴すれば、キャラクターに思い入れをもって見ることができるでしょう。

また、アニメ版東京喰種は基本原作の漫画を元に制作されていますが、『東京喰種トーキョーグール√A（第2期)』のみオリジナルストーリーが描かれています。

『東京喰種トーキョーグール√A（第2期)』のオリジナルストーリーは、原作者である石田スイ先生がストーリーの原案を手がけている作品です。

『東京グール』の時系列

作品内の時間	作品名
2000年	東京喰種トーキョーグール【JACK】
2012年～2013年	東京喰種トーキョーグール（第1期）
	東京喰種トーキョーグール√A（第2期）
2015年	東京喰種トーキョーグール:re（第3期）
2015年	東京喰種トーキョーグール:re（最終章）

『東京喰種トーキョーグール【JACK】』が、本編が始まる12年前の話になるため、先に見ておくとより話が分かりやすくなります。

そして、『東京喰種トーキョーグール（第1期）』〜『東京喰種トーキョーグール（第1期）』が、作品の肝となる「20区隻眼の梟討伐作戦」が語られる話です。

そして、「20区隻眼の梟討伐作戦」の話が『東京喰種トーキョーグール:re（第3期）』と『東京喰種トーキョーグール:re（最終章）』で語られています。

時間軸を意識して見るとより楽しめます♪

各作品のあらすじ・見どころを解説

東京喰種トーキョーグール（第1期）

あらすじ

人間社会に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人喰種（グール）が蔓延する東京。

上井大学に通う青年金木 研（カネキ ケン）は女性の喰種神代 利世（カミシロ リゼ）に襲われ瀕死となるが、工事現場から落下した鉄骨がリゼに当たったことで捕食を免れ、一命を取り留める。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

東京喰種の原作は、『週刊ヤングジャンプ』で連載開始から人気を集めた漫画です。
漫画の累計発行部数は、4,700万部を超えます。

人間の肉を食べなければ生きていけない”喰種”が潜んでいる世界を舞台にしたダークファンタジーです。
物語は主人公の金木研は、ある日思いを寄せていた喰種の神代リゼに捕食されかけるシーンからスタートします。

たまたま頭上から鉄骨が落ちてきて重症になるものの、なんとか命拾いをする金木研。
重症だった金木研は勝手に神代リゼの臓器を移植され、半喰種になってしまい、人肉を食べなければ生きていけない喰種になってしまいます。

『東京喰種トーキョーグール（第1期）』は、今まで人間として生活していた金木研が、喰種として生きていく道を模索していく物語です。

「人間でありたい」と「人肉を食べたい」と葛藤し苦悩しているところに、喰種が行きかうコミュニティ「あんていく」があることを知る金木研は、「あんていく」でさまざまな喰種に出会い、喰種の生き方を学んでいきます。

喰種が人間の世界に溶け込み悩みながらも必死に生きていることを知り、金木研の喰種に対する心情がどんどん変化していくシーンは見どころです。

金木研が喰種の撲滅を目的とした組織CCGに立ち向かう展開は見逃せません！
金木研のいつもの優しい性格と、喰種としてどんどん覚醒していく姿のギャップに、多くのファンが心を奪われました。

東京喰種トーキョーグール√A（第2期）

あらすじ

アオギリの騒乱から半年後、その戦いでの功績が認められ上等捜査官となった亜門は、真戸の娘である真戸 暁（マド アキラ）をパートナーとして迎え、ジューゾーは二等捜査官となり、駆逐したヤモリの赫子を元に制作されたクインケ13’sジェイソンを手に入れていた。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

『東京喰種トーキョーグール√A』は全12話で、原作者の石田スイ先生が手がけたオリジナル要素が盛り込まれているアニメです。大筋のストーリーは漫画の内容と同じですが、漫画にはないストーリーを楽しめます。

喰種として生きていくことを選択した金木研は、「あんていく」と喰種対策本部CCGによる激しい戦いの末にアオギリの樹に参入し、CCGに対抗していくストーリーです。原作にはない、金木がアオギリの樹のメンバーとして戦いに参加するシーンから登場人物たちの関係性に変化が起こり始めます。

金木はアオギリの樹の一員としてCCGを攻撃するのですが、その様子がニュースで放送され、霧島董香を含む「あんていく」のメンバーの耳に入ってしまいました。金木のCCG襲撃は、「あんていく」のメンバーに影響を与えてしまいます。

「あんていく」のメンバーは金木によるCCG攻撃に心を痛め、メンバーたちの穏やかだった空気は一変し、不穏な空気が流れ始めてしまうのです。

『東京喰種トーキョーグール√A』に登場するキャラクターたちは、アオギリの樹の一員である金木の行動によってさまざまな影響を受けます。『東京喰種トーキョーグール√A』でしか語られないキャラクターたちの心情の変化が見どころ。

漫画を読んだ人もアニメだけの人も、石田スイ先生がなぜこのオリジナル展開を作ったのかを考えるのも楽しみ方のひとつです。

東京喰種トーキョーグール【JACK】

あらすじ

第一部終了後から第二部『:re』開始までの間、二等捜査官の阿原半兵衛を主人公とし、パートナーである上等捜査官の鈴屋什造（スズヤ ジューゾー）との物語が展開する。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

『東京喰種トーキョーグール【JACK】』は、本編が始まる12年前の物語で、主人公の上等捜査官である富良太志と有馬貴将の出会いを軸にした作品です。

富良太志と有馬貴将の知られざる高校時代に焦点をおいて話が進んでいくので、本編の2人からは想像できない高校生のころの姿を見ることができます。

特に有馬貴将は、本編で驚異的な能力を持ち喰種に立ち向かう姿がかっこよく人気の高いキャラクターですが、そんな有馬貴将も天然らしい一面を本作で楽しめます。

また、東京喰種本編はダークなイメージが強いですが、『東京喰種トーキョーグール【JACK】』は原作にはない明るいテイストで描かれているので新鮮に感じます。

JACKは、声優の有馬演じる浪人大輔さんと富良演じる木村良平さんの数少ない共演作で、2人の掛け合いが見どころです。

東京喰種トーキョーグール【PINTO】

あらすじ

第一部終了後から第二部『:re』開始までの間、二等捜査官の阿原半兵衛を主人公とし、パートナーである上等捜査官の鈴屋什造（スズヤ ジューゾー）との物語が展開する。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

『東京喰種トーキョーグール【PINTO】』の原作は漫画ではなく、小説の「東京喰種［日々］」が題材となっています。

『東京喰種トーキョーグール【PINTO】』は、東京喰種の物語が始まる数年前が舞台。
メインで登場する人物は、美食家の月山習とカメラマンの堀ちえです。

本作品では、月山習と堀ちえの2人が仲良くなったキッカケが語られます。

時間軸は月山と堀が初めて出会った高校時代まで遡ります。
月山がトレーニングに励む男性を食べようとした瞬間を、堀はカメラに収めてしまったのです。

捕食シーンを見た堀は全く怖がらず、飛び跳ねるように喜ぶ堀の反応を不思議に思った月山は、堀に興味を持ちました。

堀ちえは、本編で謎の女性として登場し、月山との関係は深く描かれておらず、堀の人物像を詳しく知ることはできませんでした。

人間にとって喰種は捕食者なのに全く恐れない堀と、相反する生物である月山の友情が見どころです。

東京喰種トーキョーグール:re（第3期）

あらすじ

20区隻眼の梟討伐戦からしばらく経ち、佐々木琲世（ハイセ）が真戸暁（アキラ）の下に来てから2年。ハイセは一等捜査官に、アキラは上等捜査官に昇進していた。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

『東京喰種トーキョーグール:re』は、全24話で、第3章の前半と最終章の後半で12話ずつの構成です。

金木研は、CCGとの激闘の末に記憶を失くし、CCGに所属する喰種捜査官の「佐々木琲世」として生活を送っていきます。
琲世の所属する「クインクス班」は特別な施術を受けて、まるで喰種のような体を手に入れた捜査官が集まる部隊です。
琲世がたまによぎる過去の記憶を見て、自分は何者なのか苦悩する姿が描かれています。

CCGが大企業に紛れ込んでいた喰種を駆逐しようと仕掛けた戦いの中で、琲世が金木研だったころに仲のよかった月山習と対決することに。琲世も月山も大切な人のために戦う2人の姿には非常に心が打たれます。

CCGと喰種の争いは激しい戦いへと悪化し、琲世は大切な仲間を失います。

自分は誰なのか、自分の大切なものはなんなのか、琲世の繊細な心情の変化は『東京喰種トーキョーグール:re（第3期）』の見どころです。

『東京喰種トーキョーグール:re（第3期）』の前半は、最終章に繋がる大切な部分なので見逃さないようにしましょう。

東京喰種トーキョーグール:re（最終章）

あらすじ

ロゼヴァルト討伐から半年、CCGは本格的にアオギリの樹の殲滅へ注力していた。ロゼヴァルト討伐戦に突如乱入した隻眼の梟を退けた佐々木はその功績により准特等へ昇進。

出典：「東京喰種トーキョーグール」wiki

見どころ

『東京喰種トーキョーグール:re（最終章）』は、東京喰種の物語が一気にラストスパートへと向かいます。

佐々木琲世が喰種を追っているうちに、喰種だったころの記憶を思い出していきます。
琲世は”金木研”だったころの記憶を完全に取り戻し、金木研と佐々木琲世の仲間を守るために、CCGの有馬貴将と死闘を繰り広げるシーンは見どころです。

有馬貴将との死闘を終え、金木研は人間と喰種の分かりあえる世界をつくるため、自らを「隻眼の王」を名乗り、戦い続けていくことを決意。人間と喰種がお互いに尊重し合える世界を作ろうと、黒山羊(ゴート)という組織を結成し、CCGの裏で活動していた和修一族との最終決戦へと向かいます。

金木研はこの物語を通して喰種も人間も同じように生きていることを知り、共存できる世界を作ることを決意しますが、結末はいかに。金木研と霧嶋董香の2人の恋路からも目が離せません！

大きな戦いが終わりを迎え、キャラクターそれぞれのその後のストーリーも必見です。

まとめ

東京グールの見る順番と時系列をまとめて解説しました。

結論としては、見る順番で見るのがおすすめです。

本シリーズは、突然人間から喰種になった金木研が悩み苦しみながらも大切な人を守っていく姿を描いたダークファンタジー作品。喰種を恐れる人間と人間を恐れる喰種の両者が戦いを通して、分かりあえるようになっていくシーンは感動します。

それぞれのキャラクターの心情が細かく表現されているので、つい感情が入り込んでしまうような素晴らしい作品です。

物語は完結してしまいましたが、キャラクターのその後を見られるようなスピンオフ作品もいつか読んでみたいですね♪