ドラゴンクエストのゲームとアニメの時系列や見どころを解説

ドラゴンクエストのゲームとアニメの時系列や見どころを解説 アニメ
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ドラゴンクエスト ダイの大冒険が生まれたのは、ゲーム版ドラゴンクエスト3ドラゴンクエスト4、そしてアニメ化されたドラゴンクエストの勇者アベル伝説で、

ゲームもアニメも内容が同じで、つまらない

という理由で生まれたのが

ドラゴンクエスト ダイの大冒険

スピンオフの作品で、竜の刻印という通常のドラゴンクエストの勇者とは違う形で生み出されました。

そんなドラゴンクエスト ダイの大冒険を知り尽くすには、生まれるもとになった作品を知っておくとより物語が頭に入ってくるでしょう。

ドラゴンクエスト ダイの大冒険が生まれるにあたってもとになったゲームとアニメの作品を時系列に紹介します。

紹介する順番は以下になります。

  1. ドラゴンクエスト3
  2. ドラゴンクエスト4
  3. ドラゴンクエスト 勇者アベル
  4. ドラゴンクエスト ダイの大冒険

 

ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…

ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…

出典:「ドラゴンクエスト3」amazon

現在でも語り継がれるドラゴンクエスト3ですが、発売されたのは1988年2月10日。

当時は販売店に長者の列ができるくらいの人気作品。伝説の勇者「ロト」が主人公なのですが、ドラゴンクエスト1とドラゴンクエスト2に比べてパーティ構成が4人という特徴があります。

ドラゴンクエスト1は勇者1人だけ、ドラゴンクエスト2は3人、ドラゴンクエスト3で4人パーティと、今後のドラゴンクエストのデフォルトとなる4人パーティを作ったのはドラゴンクエスト3~になります。

さらにはダーマ神殿での転職、ルイーダの酒場で仲間の編成など、様々なことが出来るようになりました。

 

ドラゴンクエスト3の重要なポイントは不死鳥ラーミア

不死鳥ラーミア

出典:「ドラゴンクエスト3」公式ページ

ドラゴンクエスト3から初めて登場した不死鳥ラーミア。勇者は魔王バラモスを倒すために、不死鳥ラーミアの力が必要とわかり、6つのオーブを集めて復活させます。

ただドラゴンクエストの最後のボスは、闇の支配者ゾーマで、もう一つのアレフガルトの存在を知る事で、芯の黒幕を倒すのですが、そのゾーマを倒すには闇の羽衣をはがず必要があり、その役目を果たすのがにじのしずく

当時闇の衣をはがすことなく、そのままで倒そうとするプレーヤーが現れ、ドラゴンクエスト3はバラモスよりもゾーマの印象が強くなっています。

そして今後はラーミアという空を飛ぶ乗り物(生物?)が出てくるようになりました。

ドラゴンクエスト3から船ではいけない場所などが出てきたのが、今回登場のきっかけになるのですが、現在でもスマホゲームとのコラボをするなど人気が衰えません。

 

ダイの大冒険の世界でも語り継がれるアレフガルドの勇者

ドラゴンクエスト ダイの大冒険でも序章で偽勇者やデルムリン島などが出てくるため、ドラゴンクエスト3の世界をしっかりとりこんでいます。

ただダイの憧れである勇者がドラゴンクエスト3のアレフガルドの勇者であるのは確かなのですが、まさか偽物設定で出てくるとは思いませんでした。

そしてダイが勇者になるための決意を固めるための出来事でもあったため、ドラゴンクエスト3のゲームをしておくと序盤にてそこかぁと納得できる部分が出てくると思います。

 

ドラゴンクエスト4 導かれし者たち

ドラゴンクエスト4 導かれし者たち

出典:「ドラゴンクエスト4」amazon

シリーズ初の主人公ごとの物語が取り込まれている章で区切られているドラゴンクエスト。

発売は1990年2月11日で、ドラゴンクエスト3の発売から約2年、今回は勇者含めて8人の主人公の物語が描かれており、最後に合流して、デスピサロを倒すという物語になります。

当時は章仕立てというのが珍しく、1章~4章まで各キャラクタ(ライアン、アリーナ、クリフト、ブライ、トルネコ、マーニャ、ミネア)の8名の物語を経験します。

その後5章で勇者と8人の導かれし者が集まり、デスピサロ退治に向かいます。

今回は転職システムはなく、8人のキャラクターが持っている固有職業をもとにパーティ編成を考えていく流れになります。

ただ、ドラゴンクエスト3と違って、馬車システムで仲間を連れていくことができ、ルイーダの酒場でパーティの変更が必要なくなるなどシステムが大幅に改善されています。

 

そしてドラゴンクエスト4はさらに時代を超えてリメイクを繰り返して、デスピサロ倒すことで、ピサロとして仲間に、最終ボスとしてエビルプリーストが追加されるなど人気が絶えません。

 

ドラゴンクエスト4の特徴はそれぞれが個性あるキャラクターでストーリーが設けられている

それぞれが個性あるキャラクターでストーリーが設けられている

出典:「SQUARE ENIX」公式ページ

ドラゴンクエスト4で当時新鮮だったのは、それぞれのキャラクターにストーリーが設けられていたことです。

ドラゴンクエスト4の主なメインキャラクターの特徴は以下になります。

ライアン

バトランド王国の王宮戦士の1人職業は戦士。イムル村で起こった子供失踪事件を追っていて、そこでホイミンと出会います。そして勇者とは5章でキングレオを倒した後に仲間になります。

 

アリーナ

お転婆姫で職業は武道家。通常のお姫様の印象とはかけ離れた印象のキャラクターで、とにかく暴れることが好き。お供のブライトとクリフトを毎回降りまわします。メインストーリーは武術大会ですが、大会で優勝後、サントハイム城の住人が失踪して、真相を追うために旅だちます。勇者とは5章で、クリフトを回復させてくれたことをきっかけに旅についていくことを決意します。

 

クリフト

職業は僧侶で回復技術に長けています。アリーナのお供で毎回振り回されているのですが、そのたびにフォローを行うなどいないといけない存在。武術大会後はアリーナと旅に出て、5章で勇者に助けられそのままついてきます。

 

ブライ

サントハイム城に使える魔法使い。老人でありながらも高い魔力の持ち主で、アリーナとクリフトと共に武術高い後は旅に出て、5章でクリフトが勇者に助けられたことをきっかけに仲間になります。

 

トルネコ

武器屋の店主で、武器はそろばん。ドラゴンクエストの固有職業には当てはまらないため、当時は違和感がありましたが、妻のネネと息子のポポロがいて、良い父親として知られています。伝説の武器を見つけて世界一の商人になることを夢見ており、勇者とは船の完成と同時に仲間になります。アイテム鑑定や仲間を呼ぶなど特殊な技の使い手です。

 

マーニャ

ミネアの姉で踊り子。露出度が高い服を着ていて扇子を武器に戦う女性。バルザックを探して旅に出るのですが、キングレオに敗れて逃がしてしまいます。そして5章ではカジノにはまっていい男を探すなど、遊び人の面も見せます。勇者とはカジノで出会い、そのままついていくのですが、最初に仲間になった導かれし者でもあります。

 

ミネア

マーニャの妹で占い師。姉とは正反対の性格で、水晶玉とタロットを武器として戦います。基本的に回復技術に長けていて、戦闘では欠かせない存在です。勇者とは5章でカジノにて出会い、そのまま仲間としてついていきます。

 

ドラゴンクエスト4では5章の勇者に出会うまでは、キャラクター独自のストーリーで始まり、5章で導かれるように出会うとなっています。

 

ドラゴンクエスト4のモンスターや占い師がドラゴンクエスト ダイの大冒険に出てくる!?

ドラゴンクエスト ダイの大冒険ではおおめだまやテラノバットといったドラゴンクエスト4に出てくるモンスターが出てくるので、実際にアニメを見た方は懐かしいと感じたのではないでしょうか。

そして占い師メルルが登場して、ダイ達についていきますが、ポップの事が好きといった意外な展開。占いに回復技術が長けているというとドラゴンクエスト4のミネアですよね。

丁度ドラゴンクエスト ダイの大冒険の連載も同時に始まっていることから意識してしまいます。

 

ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説

汚染された水「死せる水」に沈んだ古の都エスターク。ある日、かつて世界征服を企んでいたエスタークの民の怨念により、邪悪なる存在・大魔王バラモスが生み出された。

赤き月、竜の日。アリアハンの村に住む幼なじみの少年アベルと少女ティアラは、同時に15歳の誕生日を迎えた[4]。2人はひょんなことから、アリアハンの近くにある「竜神湖」の湖底で竜伝説にまつわる石版を発見する。ところがその直後、伝説の竜を甦らせようと企む大魔王バラモスによりティアラがさらわれた。

アリアハンのパブロ神父によってティアラと自分の秘密を知らされたアベルは、モコモコとともにアリアハン国王に謁見し、ティアラを助けバラモスを倒すために旅立つ。

出典:「ドラゴンクエスト 勇者アベル」wiki

放送時期は1989年12月2日~1990年9月12日に第1部、1991年1月11日~4月5日に第2部が放送され、全話43話(第1部32話 第2部 11話)です。

ゲーム版のドラゴンクエスト3とドラゴンクエスト4が発売されて人気がある時期に放送されたこともあり、人気を出しました。しかし、あまりにもゲームに寄っている内容のため、当時不満が出ていました。

ですが、作りはドラゴンクエストそのもので、勇者、戦士、魔法使い、剣士といったなじみのあるキャラクターで構成されています。

そして、アニメのエンディング前には各キャラクターのレベルが表示されて、話数が増えるたびにどんどん強くなる状況に実際にドラゴンクエストをしているような感覚になれました。

 

ドラゴンクエスト 勇者アベルの見どころはオリジナルの大魔王ゾーマ

ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説のボスは大魔王バラモスで、ドラゴンクエスト3のボスと名前は似ています。しかし姿形が違うのは「ゾーマに生み出された究極の魔王」という点です。

結果的にゾーマの召喚は阻止されて、倒されてしまうのですが、決戦の場がアリアハンというだけにドラゴンクエスト3を重ねてしまいますよね。

 

ダイの大冒険が生まれたのはドラゴンクエスト 勇者アベル伝説が元

ドラゴンクエスト 勇者アベルは、当時ドラゴンクエスト3とドラゴンクエスト4の人気の中で生まれたアニメで、堀井雄二と鳥山明がテレビアニメを担当しているという事もあり、忠実にドラゴンクエストの世界を再現しています。

しかし監修をしている堀井雄二がゲームと同じではつまらないという事で生まれたのがドラゴンクエスト ダイの大冒険になります。

世界観も新たに作り変えられ、竜の刻印を持つ勇者が主人公のダイという形で世の中に出したところ、大反響。

1989年~1996年という7年の期間で、週刊少年ジャンプに連載されました。

 

ダイの大冒険 オリジナル版

魔王ハドラー率いる魔王軍と勇者率いる勇者パーティの戦いは、勇者パーティの勝利で終わり、魔王の配下であったモンスターも魔王の支配から解き放たれ、世界に平和が訪れた。

それから十数年後。モンスターが平和に暮らす怪物の島・デルムリン島で唯一の人間である少年ダイは、鬼面道士のブラスに育てられながら、ゴールデンメタルスライムのゴメちゃんを始めとする友達のモンスターたちと共に平和に暮らしながら、勇者になることを夢見ていた。そんな中でも何度かの冒険や騒動もあり、その過程でダイはパプニカ王国王女のレオナ姫と知り合う。

出典:「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」wiki

 

ドラゴンクエスト ダイの大冒険のリメイク前であるオリジナル版は1991年10月17日~1992年9月24日までで放送されており、話数は全46話。

少年ジャンプに連載されたのは1989年~1996年なので連載中にテレビアニメ版は打ち切りになっています。しかし、アニメ自体は無理やり終わったという形で、最後はダイが黒の核晶の爆発に巻き込まれ、ポップ達がダイが帰ってくるまで、平和を守り続けるという流れになっています。

 

ダイの大冒険の見どころはダイの竜の騎士 最終形態

ダイは元々竜の刻印が額に宿ることで、能力を出してきました。そしてその能力の正体を知ったのは父親であるバランに出会ってからになります。今までのドラゴンクエストでは竜形態になるには魔法使いのドラゴラムしかないのですが、ダイは竜の刻印の力を使って竜魔人に変身することが出来ます。

 

完全に竜の姿になるのではなく、竜の力をそのまま宿した人という事になるのですが、機動力も攻撃力も高くなるのである意味最強ですよね。

 

リメイク版は最後まである可能性がある

オリジナル版を見ると46話で終了となっていますが、原作の長さに比べると物足りなさが多いです。そのためオリジナル版を見ているとより、より今回のドラゴンクエスト ダイの大冒険のリメイク版が分かりやすくなります。

もしかしたら、今回のドラゴンクエスト ダイの大冒険は最後までしっかりと放送される可能性もあり、オリジナル版をさらに超えてくる作品になると思っています。

 

まとめ

ドラゴンクエスト ダイの大冒険リメイク版を見る前に、プレイあるいは見ておきたいゲームやアニメは以下になります。

  1. ドラゴンクエスト3
  2. ドラゴンクエスト4
  3. ドラゴンクエスト 勇者アベル
  4. ドラゴンクエスト ダイの大冒険

特にゲーム版はプレイしておくとドラゴンクエスト ダイの大冒険で時々出てくる偽勇者やモンスターそして占い師のシーンで思わずニヤリとなります。

さらに、勇者アベルを見ておくとゲーム版ドラゴンクエストの世界をアニメで表現されてるので世界観がよくわかるようになります。

是非ドラゴンクエスト ダイの大冒険のリメイク版を楽しむ前に、一度楽しんでください。

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