2020年夏の新作アニメとして放送および配信開始された「ド級編隊エグゼロス」ですが、今回は烈人や雲母と同じメンバーとしてキセイ蟲と戦っている桃園百花(エグゼピンク)のキャラクター性や今後について考察していきます。
桃園百花(エグゼピンク)の今後の展開や活躍を考察
エグゼロスのムードメーカー的存在
“エグゼピンク”としてエグゼロスのムードメーカー的な存在が印象深い桃園百花ですが、まずはそんな彼女のキャラクター性を紹介していきます。
元気な関西弁少女
エグゼロスのアニメ作品を第3話あたりまで順調に視聴されているファンや視聴者なら既に気づいていると思われますが、烈人や雲母たちサイタマ支部メンバー5人の中では唯一、関西弁で話す少女です。
さらに元気な性格も相まって、おそらくは「エグゼロスのムードメーカー的存在」と言っても過言ではないでしょう。
第1話では烈人と雲母の2人をメインに物語やキセイ蟲との戦いが展開されていたため、初登場できたのは他2人(白雪舞姫と天宮寺宙)と一緒にほとんど結末の部分であっため、この話数ではあまり出番らしい出番はなかったものの、3人の中では大声による関西弁で百花だけはかなり強く存在感をアピールできていた印象も強かったんですよね!
(逆の言い方をしてしまうと、白雪と宙が百花とは反対に大人しい性格かつ話し方も控えめなためでもあるのですが・・・)
怒る部分のピントが少しズレている?
元気な関西弁少女の桃園百花ですが、他メンバーたちと違うのは性格や話し方だけではありません。
雲母も加入してくれた翌朝に事件が勃発します。
サイタマ支部には烈人たちメンバー5人に加えて、ペットのルンバ(犬)も同棲しておりますが、このルンバがまた困った性格をしております。
この時間帯に烈人が自分の部屋で目覚めると、そのルンバが入ってくるのですが、よりにもよってシャワー中の百花の下着をくわえてきてしまうのです。
さらには、その下着を烈人に渡してしまった直後に取られた本人がタイミング悪く入って来てしまいます!
この状況を見た百花は、やはり烈人を誤解してしまいますが・・・
百花「男やったら、取るなら自分の手で取りや!」
烈人「怒るトコ、そこっ!?」
そう、これは烈人だけでなく視聴者の皆さまも既にお気づきとは思いますが・・・
桃園百花は怒る所のピントがズレているのです!
始めは膨大な”H(エ)ネルギー”の蓄積や解放を必要として戦うエグゼロスのメンバーとして生きてきた故に、こうなってしまったのか?と思ったりもしましたが、他メンバーには彼女のようなズレた所はなく(また違う面でのズレている所はありますが)、これはあくまでも百花自身が生まれ持った性質なのでしょう。
元気な姉御肌な性格で救われたことも!
先ほどムードメーカーの話も少し出しましたが、エグゼロスに限ったことでなく、チーム内のムードメーカーになるには元気な性格だけでなく、仲間たちを引っ張っていける指導力やカリスマ性も求められるものです。
その点、百花においては元気なだけでなく、仲間たちの窮地には真っ先に駆けつけてくれる面も持ち合わせている場面も見られます。
第1話の結末で巨大化したキセイ蟲を強大な”H(エ)ネルギー”の解放によって撃退できた烈人と雲母ですが、それによって全裸になってしまった雲母に対して着替えを渡してくれたのは百花でした。
仲間を助けるということは、何も戦いの中だけとは限りません。
仲間のあらゆるピンチに他メンバーも連れて駆けつけてくれた百花はムードメーカーとしての素質が充分にあると言えるでしょう!
百花が加入した理由を分析
ここからは、「百花が何故エグゼロスに加入したのか?」について分析してみたいと思います。
加入前はコンプレックスの塊だった
元気で姉御肌な性格の百花は仲間たちに対しても関西弁で自分の気持ちや物事をハッキリ話すタイプのキャラですが、エグゼロスに加入する前までは実はコンプレックスの塊だったのです。
彼女には姉がおりますが、その姉が本作品中でも少しだけ触れられている人気急上昇中のスーパーモデル・桃園園香なのです!
しかし姉に対するコンプレックスは子供の頃から始まっておりました。
ここからは、その一例で比較してみましょう。
①テストの点数
百花が1つのテストで満点を取れた時、姉の方は全教科で満点を取ってきた。
②陸上の記録
百花が自分の最高記録を抜いた時、姉は大学からの陸上推薦を決めてしまう。
③恋愛においても・・・
百花が好意を抱いた男性たちは皆が決まって、姉の方を好きになってしまう。
こうして見てみると百花にとって、これまで姉に勝てたものが何一つなかったのです。
しかし、その後に百花の運命を大きく変えてしまう出来事が起こります。
エグゼロスへの加入が百花の自信に
何一つとして姉に勝てないことへのコンプレックスを抱えながら生きてきた百花ですが、そんな気持ちに悩まされながら歩いている時にサイタマ支部で課長を務めている庵野から声をかけられます。
そんな彼が自分を姉と間違えてスカウトしているだけと悲観的な気持ちで断りますが・・・
庵野「君はお姉さんよりも遥かにヒーローの才能がある。君の力が必要なんだ」
「ヒーローになれる」
そんな彼からの言葉で百花の中にあるコンプレックスが一気にかき消されます。
百花「初めて姉ちゃんに勝てるものを見つけた!」
勉学や運動、そして恋愛では敗北させられてばかりだった彼女にとって、”ヒーロー”こそが姉に勝てる唯一の要素だったのです。
雲母が新たなライバル候補に
エグゼロスに加入したことでヒーローとして戦えるようになれた百花がやっと自分に自信を持てたのも束の間・・・
今度は同じメンバーとして戦い始めた雲母の存在が大きな壁となってしまいます。
第3話冒頭での戦闘ではキセイ蟲の不意を突かれて逃してしまった雲母を叱咤しますが、第1話や第2話で雲母が見せた強大な”H(エ)ネルギー”自体は認めています。
ただ、雲母に対しては”H(エ)ネルギー”だけでなく、スタイルの差に対して再びコンプレックスを持たされようとします。
このまま黙っているはずのない百花は、たまたまテレビショッピングで知った豆乳を大量に購入して試すも空しく、ほとんど空回りした結果に終わってしまいましたが、そこまでの負けん気もまた彼女をヒーローとして強くしている要因の一つなのではないでしょうか。
桃園百花(エグゼピンク)の今後の展開や活躍を考察
最後は百花の今後の活躍について考察してみます。
先の項目でも触れてきたとおり、今後も烈人たちを引っ張ってくれる良きムードメーカーであり続けてくれることでしょう。
そして雲母とは今後も良き仲間同士であると同時に良きライバル関係であり続けると思います。
さらには今後の展開次第では、自分にとってコンプレックスの原因である姉ともまた一波乱起こりそうな展開もあり得そうですが、持ち前の元気さとヒーローとしての自信で何とか頑張って乗り越えてほしいものですね。
まとめ
今回は桃園百花(エグゼピンク)のキャラクター性や今後について考察してみました。
- 元気な関西弁で話す「エグゼロス」の良きムードメーカー的な存在!
- 怒る所のピントが少しズレている。
- コンプレックスの相手が今後は姉から雲母に変わりつつある。
他メンバーにはない長所をいくつも持っている百花だからこそ、エグゼロスのムードメーカーとして皆を導いていけているのでしょうね。
ド級編隊エグゼロスのキャラ一覧
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エグゼレッド:炎城烈人 | |
エグゼイエロー:星乃雲母 | |
エグゼピンク:桃園百花 | |
エグゼブルー:天空寺宙 | |
エグゼホワイト:白雪舞姫 |
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