2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」ですが、今回は主人公ティアラが所属したLiGHTs(ライツ)のメンバー紹介とキャラ性、今後の展開を考察していきたいとおもいます。
LiGHTs(ライツ)とは?
本作品の主人公ティアラが学院への編入に際して加入することになった歌姫ユニットです。
ちなみに、このLiGHTs(ライツ)が学院の中で最底辺の班(ユニット)である上、ティアラは加入してから退学の危機に直面していることを聞かされます。
それでもめげずに他の班(ユニット)と競い合いながら少しずつ成長していきます。
LiGHTs(ライツ)のメンバー紹介
まずは歌姫ユニットのLiGHTs(ライツ)について簡単な説明とメンバー紹介から始めたいと思います。
ティアラ
本作品の主人公であるティアラは、伝説の歌姫ユニット「RAY」のリーダーとして君臨していたエリザの妹であると同時にウェールランドの第二王女でもあります。
姉からの反対を押しきって編入してきたため、学院内では同じメンバーたちに対しても、その身分を隠しています。
ティアラの詳細は以下の記事をご覧ください。
ロゼッタ
基本的にクールで委員長気質な優等生タイプなロゼッタはウェールランドでも有数な貴族家系の生まれであり、ティアラとは幼馴染の関係でもあるのです!
そして学院の寮ではルームメイトとしてもティアラをサポートしてくれます。
ラヴィ
“学院のエース”を自称するラヴィはスポーツにおいては何でもこなせるものの、勉強の方は苦手です。
さらにお調子者な性格が災いして真面目な性格のアシュレイと言い争いになることもありますが、それでも基本的には仲の良い親友同士なのです。
アシュレイ
偉大な騎士を父親に持つアシュレイは、それ故に騎士道精神に溢れる生真面目な性格です。
本人はそんな父親と同じく、自分も騎士を目指そうとしますが、その父親からの勧めを受けたことによってフローラ女学院に入学して魔女の修行に励んでいます。
さらに服飾職人である母親の影響で“可愛いモノには目がない”性格でもあります。
アシュレイの詳細は以下の記事をご覧ください。
リネット
リネットは大の本好きとして育ち、フローラ女学院でも図書委員を務めております。
内気で控えめな性格ですが、皆がいない場所では様々な妄想を抱くこともあるのです。
さらに人前で輝く魔女への憧れも持っており、魔女オタクな一面もあります。
リネットの詳細は以下の記事をご覧ください。
アニメ版でのティアラたちの活躍を振り返る
主人公ユニット「LiGHTs(ライツ)」のメンバーを簡単に紹介してきましたが、本作品のアニメ版ではライブステージよりもティアラたちによる日常生活や友情関係の方に大きくスポットを当てられている印象も強いのです。
アニメ版はあくまでも日常や友情関係がメイン!?
幼馴染のロゼッタが所属する「LiGHTs(ライツ)」に加入したティアラですが、学院内での成績不振や退学の危機に直面していることを知ると同時に、あらゆることに奮闘していきます。
その様子は第2話の冒頭から描かれ始めたわけですが、この回ではロゼッタが実はかなりの苦労人であることが判明したり、本人に協力する形でメンバー全員で捜索に入りますが、これはティアラも含めたメンバーたちの友情や結束力を見せるための回だったと思われます。
結末ではトップユニット「super nova」によるオルケストラが披露されましたが、この回の中だけで割合を比率してみた結果・・・
ティアラたちによる日常や友情関係→8割ほど
オルケストラの場面→2割ほど
さらに第3話では、ほぼ全編がドッジボール勝負に費やされたため、オルケストラ場面は全くありませんでした。
続く第ま4話目も「この花は乙女」のメンバーとの絡みが中心であり、彼女たちのオルケストラも本当に終盤のみでした。
こうして観ていると、アニメ版では原作ゲーム版ではなかなか描けない日常パートやメンバー同士による友情関係を補充する形で制作されたものと思われます。
LiGHTs(ライツ)の今後の可能性を考察
「LiGHTs(ライツ)」のオルケストラは最終話間近の終盤になる可能性が高い
第5話までの時点でアニメ版を観てきたファンや視聴者にとって大きな違和感を抱き始めている方も多いのではないでしょうか?
これまでに退学の危機を脱するため、「Ⅳ KLORE」とのドッジボール勝負(第3話)や「この花は乙女」に協力する形でのメンバー捜索(第4話)など、色々な形で奮闘してきたティアラ達でしたが・・・アニメ版の方では彼女たち「LiGHTs(ライツ)」のオルケストラ(歌姫ユニットによるライブのことを本作品では、こう呼ばれています)を未だ見れていないんですよね・・・。
アニメ本編で最初のオルケストラを飾ったのは学院内でトップの座に君臨している「super nova」でした。
それに続くかのように「この花は乙女」や「Sadistic Candy」も自分たちの特性を生かして作った新曲を披露してくれています。
第5話ではティアラ達とのドッジボール勝負がまだ記憶に新しいエミリア率いる「Ⅳ KLORE」メインのストーリー展開であり、次の第6話もその続きとして描かれます。
(おそらくは、この回でガーネットも加入するものと思われますが・・・)
こうした流れを観て感じたのは、ティアラたち「LiGHTs(ライツ)」のオルケストラが実現されるのは、おそらく後半または最終話間近の終盤に入ってからになると思われます。
いち早く「LiGHTs(ライツ)」のオルケストラに触れる方法
それでも主人公ユニットのオルケストラを早く見たいと感じている視聴者も多いかと思われます。
そんな方々にはやはり本作品の原作であるゲーム版やアニメ放送開始時に発売されたコミック版にも触れてみることをお勧めします。
コミック版の方では編入してきたティアラがロゼッタと共に他3人に声をかけて加入させたことによって「LiGHTs(ライツ)」が結成されるという・・・まさにアニメ版とは真逆な展開です。
しかし第3話の時点で路上ライブという形で初ライブを実行する上、エミリアたちからティアラを賭けた形による”オルケストラ勝負”を申し込まれます。
そのために「Ⅳ KLORE」との対バンのような形で「LiGHTs(ライツ)」のオルケストラデビューが早くも実現されてしまったのです!
まだ結成したばかりで場数も踏めていないロゼッタたちは初ステージによる緊張により、ダンス中に転倒してしまうアクシデントに見舞われてしまいながらもティアラが持ち前の歌声で場をなごましたことで何とか立ち直ったことで歌い切ります。
勝負の結果は「引き分け」で終わりますが、それは「LiGHTs(ライツ)」がデビューした時点で、かなりの人気や場数を踏んでライブ慣れしている「Ⅳ KLORE」とも互角の実力を秘めていたことを示したと解釈することも出来るでしょう。
ちなみに「Ⅳ KLORE」はコミック版の方でもエミリアを筆頭に優れた実力やキャリアを持つ、既に完成されたユニットですが、それに対してティアラたちによって結成されたばかりの「LiGHTs(ライツ)」は、まだまだ未知数の実力や可能性を秘めており、今後はどのようにも変われたり成長していけるユニットと言えます。
こうした設定や位置づけはスポーツ漫画でもよく使われている手法であるものの、始めはこうした王道的なパターンの方がティアラたちの実力や成長が解り易くて良いのかもしれませんね。
アニメ版とコミック版ではストーリー展開が大きく違っているものの、アニメ放送がきっかけで本作品に興味を持たれた方には是非ともコミック版の方にも触れていただきたいですね。
まとめ
今回は本作品の主人公ティアラが所属する「LiGHTs(ライツ)」のメンバー紹介から始まり、これまでの活動を振り返りながら、彼女たちがステージデビューする時期の考察も行ってみました。
- 本作品のアニメ版はゲーム版を補充する形により、オルケストラよりも日常生活や友情関係をメインに描かれている。
- そのため、メンバー同士による友情や結束力はゲーム版よりも解り易いと思われる。
- アニメ版でティアラたちによるオルケストラが実現されるのは最終話間近の終盤あたりになる可能性が高い!
- いち早くティアラたちのステージデビューを見たい方にはコミック版にも触れることをお勧めしたい。
こうした形でのアニメ制作や主人公ユニットの活動内容には賛否両論がかなり強まることもあるのでしょうが、それもまたゲーム版・アニメ版・コミック版とメディア毎に異なる形で「LiGHTs(ライツ)」の魅力を伝えたいという制作側の強い熱意によるものかもしれませんよね。
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