アニメ『球詠』新越谷野球部の登場キャラクターまとめ

アニメ『球詠』新越谷野球部の登場キャラクターまとめ アニメ
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女子野球を扱った作品が昨今注目を集めている。女の子同士の絆や野球に懸けるひた向きな思いが作品全体から溢れてくる、青春の魅力いっぱいの女子野球アニメ。

2020年春より放送されたTVアニメ「球詠」もこうした作品の一つです。

幼なじみとの再会から始まる熱い女子高生と野球の物語。今回はそんな「球詠」に登場するキャラクター達から、主人公達の通う新越谷高校野球部の面々を紹介します。
(キャラクター紹介の中に、一部アニメ本編のストーリー内容に触れている箇所がありますのでご注意ください。)

 

武田 詠深(たけだ よみ)

武田 詠深(たけだ よみ)

出典:「球詠」公式HP

名前 武田 詠深(たけだ よみ)
CV 前田佳織里
身長 160cm
誕生日 6月4日
投打 右投右打
ポジション ピッチャー・登板しない時はサード
背番号
趣味 投球練習

魔球を操る新越谷のエース

本作の主人公の一人。明るく前向きな性格で根っから野球好きの高校一年生。ロングヘアーの茶髪を横で結んだツーサイドアップにしている。
中学生時代、自身の変化球が捕れるキャッチャーややる気のあるチームメイトに恵まれず、最後の大会も実力を出し切れないまま初戦敗退した事で「野球は中学生までで離れる」つもりで、制服の良さで選んだ新越谷高校へ進学した。しかしそこで、かつての幼なじみであり共に野球をするきっかけとなった山崎珠姫と再会を果たす。同じ新入生の川口芳乃・息吹らと共に停部中だった野球部グラウンドでキャッチボールをし、その際封印していた自身の変化球を一切逸らさずにキャッチする珠姫の姿に心を震わされ、かつて二人で交わした約束を胸に、再び野球への熱意を燃やし始めた。

ピッチャーとしての武器は大きく曲がる変化球。特に右バッターの頭付近からストライクゾーンの対角まで大きく曲がるナックルカーブは「魔球」、「死神の鎌」と称される程の威力を持ち、強豪校の実力者からも空振りを取る事ができる。反面ストレートの球速はそこそこだが、珠姫からのアドバイスによって生まれた強めに投げるストレート(強ストレート)も決め球にしている。

そして球種以上に一番の武器と言えるが、どんな場面でも決して折れる事のない強メンタルである。敬遠策を取って味方の士気が下がった時や、決め球を相手チームの4番に打ち砕かれた直後でも動揺する事なく、むしろ打たれた事をバネにして投球が尻上がりに良くなっていく姿を見せる。
性格は投球スタイルと同じで明るく前向きだが、やや負けず嫌いなところもあり、珠姫がガールズリーグ時代にバッテリーを組んでいた先輩投手と談笑していた際には間に割って入り、「今は私のキャッチャー」と正妻アピールをしてきた。また感情表現は激しく直情型で、誕生日をチームメイトから祝われた時はしばらく号泣が収まらなかったほどである。

バッティングは好きであり上位打線を任されることもあるが、結果は伴わない模様である。

 

山崎 珠姫(やまざき たまき)

山崎 珠姫(やまざき たまき)

出典:「球詠」公式HP

名前 山崎 珠姫(やまざき たまき)
CV 天野聡美
身長 149cm
誕生日 8月31日
投打 右投右打
ポジション キャッチャー
背番号
趣味 戦略シミュレーション・野球動画

強気なリードの頼れる女房役

本作のもう一人の主人公。黒髪のショートヘアーにヘアピンをしている。身長はチームで一番小柄であり、キャッチャーとしても不利なため気にしている描写もある。
幼少の頃に詠深とカラーボールでキャッチボールをしたことからお互い野球を志し、大人になったら硬球で一緒に野球をしようと約束を交わした。その後転校した先で入団した強豪ガールズチームで鍛えられたことで成長し、中学生時代には全国大会に出場した。特に捕球技術に優れ、公式戦ではパスボール(キャッチャーが後ろにボールを逸らすミス)0回という記録を残した。詠深と再会した時のキャッチボールでも、成長した詠深の変化球を初見で捕球している。
経験に裏打ちされるキャッチャーとしての能力や判断力は作中でも随一であり、バッティングセンスも高く打線の中軸を任されている。
詠深のストレートが無意識に全力で投げていない事を見抜き、キャッチャーが本来の位置より遠い所にいるつもりで投げるようアドバイスをし、新たな決め球である強ストレートを生み出している。
自身の変化球を捕球できるキャッチャーがおらず、野球を諦めかけていた詠深にとっては「絶対に逸らさない」と言ってくれる珠姫の存在は大きく、また珠姫も詠深のボールを受ける事に喜びを感じており、互いに絶大の信頼関係を持ったバッテリーとなっている。

 

川口 芳乃(かわぐち よしの)

川口 芳乃(かわぐち よしの)

出典:「球詠」公式HP

名前 川口 芳乃(かわぐち よしの)
CV 白城なお
身長 155cm
誕生日 8月7日
投打 右投両打
ポジション マネージャー・作戦担当
背番号 10
趣味 分析

冴え渡る新越谷の頭脳

詠深のクラスメートであり息吹の双子の妹。黄色いボブショートの左右からツーサイドアップに結んでおり、たまに本人のテンションに合わせてピョコピョコと動いている。
ミーハーな野球好きであり、県内の有名選手の多くにかけている情報通。サインも多く貰っている。その豊富な情報と野球知識を活かして、マネージャーとして選手の練習管理をするだけでなく、試合では作戦参謀も務めている。今の所選手としての出場はないが、背番号10番を付けてベンチ入りメンバーとなっている。
初対面の詠深の手を握り続けたり鍛えられた女子選手の太ももとなでたりと、しばしばセクハラ…もとい過剰にスキンシップを図ることが多いが、触っただけで詠深の得意球を言い当てたり、筋肉の稼動域から部員の投手適正を判断したりと、確かな目を持っている。

 

川口 息吹(かわぐち いぶき)

川口 息吹(かわぐち いぶき)

出典:「球詠」公式HP

 

名前 川口 息吹(かわぐち いぶき)
CV 富田美憂
身長 156cm
誕生日 8月7日
投打 右投両打
ポジション レフト・ピッチャー
背番号
趣味 戦術研究

変幻自在の野球センス

https://twitter.com/tamayomi_PR/status/1205474343997726722

芳乃の双子の姉。黄色い髪を二つ結びにしている。詠深達とキャッチオールをしたことで仲良くなり、野球部に選手として入部する。野球の実戦経験はない初心者ではあるが、初めての練習試合では外野フライを落ち着いてアウトにするなど、センスを片鱗を端々で見せている。
プロ野球選手や対戦相手の投球・バッティングフォームのモノマネが得意である。その完成度の高さはモノマネの域を超え試合でも遺憾なく発揮され、カット打法が巧い左バッターのフォームをマネすることで出塁を果たしたり、影森戦では相手エース・中山のアンダースローを完璧にコピーして登板したことで、中山のテンポを乱すことに成功している。ただし、フォームは完璧でもパワーを再現する事はできず、球速は限りなく遅い。

 

藤田 菫(ふじた すみれ)

藤田 菫(ふじた すみれ)

出典:「球詠」公式HP

名前 藤田 菫(ふじた すみれ)
CV 橋本鞠衣
身長 159cm
誕生日 10月17日
投打 右投右打
ポジション セカンド
背番号
趣味 スイーツ

堅実プレーのいぶし銀

ロングのツインテールが特徴のチームでは3番目に高身長の大型内野手。県大会出場も果たした南相模中出身で、同じ中学だった稜と共に野球部に入部する。
常に基本に忠実で丁寧なプレーを心がけており、特に守備は稜に「上品過ぎる」と揶揄されるほどに堅実である。バッティングでもバントやエンドランなどの小技に長けており、ランナー三塁の場面ではきっちり犠牲フライを決めて得点を上げ、「ナイス最低限」と賞賛された。
稜とは中学時代から二遊間を組む中であり、性格やプレースタイルは正反対であり、普段丁寧な菫が稜にだけは辛辣な毒舌を放つなど、非常に仲睦まじい様子がうかがえる。

 

川崎 稜(かわさき りょう)

川崎 稜(かわさき りょう)

出典:「球詠」公式HP

名前 川崎 稜(かわさき りょう)
CV 北川里奈
身長 152cm
誕生日 4月7日
投打 右投右打
ポジション ショート
背番号
趣味 プロ野球観戦

アグレッシブ・ムードメーカー

ボーイッシュなショートヘアーと八重歯が光る元気な女の子。菫と共に野球部へ入部する。
堅実な菫とは対照的に派手なプレーを好み、平凡な打球でも飛び込んでキャッチするなどアグレッシブな守備を披露している。その分送球が疎かになったりエラーが目立つ様子もあるが、常に積極的なプレーでチームのムードを盛り上げている。バッティングは芳乃の分析により、機動力を活かした上位よりも思い切り自由に打ちにいける3番や6番を任される事が多く、前のバッターのヒットに続いて連打を決めるなど、打線のムードを上げる役を担っている。
勉強はあまり得意ではないようで赤点ギリギリのようである。

 

 

 

岡田 怜(おかだ れい)

岡田 怜(おかだ れい)

出典:「球詠」公式HP

名前 岡田 怜(おかだ れい)
CV 宮本侑芽
身長 159cm
誕生日 7月6日
投打 右投右打
ポジション センター
背番号
趣味 道具のメンテナンス

走攻守揃ったキャプテン

去年から野球部に在籍する二年生でキャプテンを務めている。ミディアムショートヘアーで気の強い目が特徴の大人びた雰囲気を持つ。野球に対して常に真面目で道具やグラウンドの整備も欠かさない。
前年野球部が起こした不祥事により活動停止になり部員がほとんど退部した後も、理沙と二人でグラウンドの整備を続け、詠深達後輩に野球部を託すつもりでいた。しかしグラウンドで楽しそうにキャッチボールをする詠深達を見て、真剣に野球に取り組もうとする姿に心動かされた。そして詠深から持ちかけられた一打席勝負の結果、野球部にキャプテンとして復帰を果たした。
プレースタイルは走攻守三拍子揃ったバランス型で、広い守備範囲でセンターを守っている。バッティングは長打力と確実性を兼ね備えており、4番など重要な打順を任されている。チームメイトからは「打点マニア」と称される程チャンスに強く、状況判断にも優れている。

 

藤原 理沙(ふじわら りさ)

藤原 理沙(ふじわら りさ)

出典:「球詠」公式HP

名前 藤原 理沙(ふじわら りさ)
CV 永野愛里
身長 158cm
誕生日 9月18日
投打 右投右打
ポジション サード・ピッチャー
背番号
趣味 ハムスターの飼育

チームを支える優しい先輩

https://twitter.com/tamayomi_PR/status/1206907129208008704

ロングヘアーとおっとりした表情が特徴の二年生。怜と共に一年生の時から野球部に所属しており、数少ない上級生として後輩と怜を見守っている。
サードを守り、際どい打球に飛び込むなどチームの中心戦力として活躍を見せます。また芳乃に見出された事により、詠深に代わる二番手ピッチャーとして、公式戦初戦の先発も務めた。「4番ピッチャー」をやってみたいという密かな夢を持っている。
怜とは実は同じ中学に通っており、当時たまたま通りかかったグラウンドで見た怜のプレーに感動し、「いつか同じグラウンドに立ちたい」という目標を持っていた。

 

中村 希(なかむら のぞみ)

中村 希(なかむら のぞみ)

出典:「球詠」公式HP

名前 中村 希(なかむら のぞみ)
CV 野口瑠璃子
身長 155cm
誕生日 11月5日
投打 左投左打
ポジション ファースト
背番号
趣味 打撃研究

新越谷の最強打者

金髪のボブショートを花のヘアピンで止めている。小柄だがチーム最強の天才バッターと呼ばれている。
野球の盛んな福岡県の出身で博多弁で話す。中学時代は強豪・箱崎松陽で主力としてプレーいたが、現在の新越谷高校野球の状況を知らず過去の実績だけを見て進学してきた。活動再開しても部員が詠深達少数しかいない実情を見て一時は転校も考えたが、強引に押し切られる形で練習に参加したことで、少数ながら実力者揃いの野球部を見て入部を決意した。福岡時代のチームメイトとは、いつか全国で会おうという約束を交わしている。
チーム随一のバッティング技術を誇り、特にバットコントロールとミート力は天才的である。入部後の練習試合では打率5割超え、三振0という驚異的な成績を残し、ピッチャー返しやレフト線への流し打ちなど狙った所へ的確に打球を運ぶ事ができる。
しかしチャンスの打席では良い結果が残せず、得点圏打率0であることをひどく思い悩んでいた。それに気付いた芳乃から「全部一人でやろうとしないで欲しい」と諭され、続く守谷欅台との試合で芳乃から4番を任され、初のタイムリーヒットを放つ。以降希と芳乃の間には大きな信頼関係が生まれ、芳乃が自身を失いかけていた時には希が笑顔とプレーで励ましている。
バッティングフォームが崩れる事を嫌って、あまり長打を狙う事はしないが、ここ一番の場面では一発ホームランを狙うこともあるらしい。

 

大村 白菊(おおむら しらぎく)

大村 白菊(おおむら しらぎく)

出典:「球詠」公式HP

名前 大村 白菊(おおむら しらぎく)
CV 本泉莉奈
身長 161cm
誕生日 11月5日
投打 右投右打
ポジション ライト
背番号
趣味 アニメ・漫画

チーム1のパワーヒッター

黒髪ロングのお姫様カットに白いリボン、話し方も丁寧で大人しいお嬢様のような印象だが、実家は剣道場で厳しく育てられ、自身も剣道の全国大会で優勝を果たした経験がある。テレビで見た高校野球に感動し、入学を機に野球部へ入部した。
野球に関しては初心者であり守備でエラーする事もあるが、バッティングはとても素人とは思えない非凡さを見せている。特に長打力はチーム一で、初めてのバッティング練習でいきなり豪快な当たりを見せて、希を嫉妬させたほどである。影森戦では中山のテンポの早い投球にチームメイトが苦戦する中、普段のバッティングマシンの球速と比較して、自身の間合いに引き込打法で見事公式戦初ホームランを放っている。

 

藤井 杏香(ふじい きょうか)

藤井 杏香(ふじい きょうか)

出典:「球詠」公式HP

名前 藤井 杏香(ふじい きょうか)
CV 佳村はるか

栄光の時代を知る将

新越谷高校野球部顧問・監督
眼鏡をかけている新越谷高校の家庭科教師。かつて新越谷高校野球部が強豪と呼ばれた頃のOBで、活動再開した野球部の顧問兼監督を務める。

温和で優しそうな見た目と人当たりとは裏腹に、野球に対しては非常に厳しく練習は鬼のように過酷である。二回戦の対戦相手である強豪・梁幽館戦が、前年公式戦で記録した打撃スコアを忠実に再現した「梁幽館ノック」を一人で部員に打ち込むなど、只者ではないようである。
その一方で選手への信頼は厚く、作戦面も概ね芳乃に委ねている。

 

 

まとめ

少人数ながら粒ぞろいの実力者や才能の片鱗を見せる部員が活躍を見せる新越谷高校野球部。TVアニメ「球詠」ではそんな部員達の野球に懸ける熱い思いやチームメイトとの絆の物語を楽しむ事ができます。また部員以外にも立ちはだかる対戦校の選手達もとても魅力的に物語を彩っています。

お気に入りの選手を見つけて、是非「球詠」の世界を堪能してみてください。

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