【ド級編隊エグゼロス】チャチャの正体・能力や今後の活躍を考察

【ド級編隊エグゼロス】チャチャの正体・能力や今後の活躍を考察 アニメ
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2020年夏の新作アニメとして放送および配信開始中の「ド級編隊エグゼロス」第5話で初登場した新キャラ・チャチャのキャラクター性と今後の境遇について考察してみたいと思います。

 

チャチャの正体はキセイ蟲の王女!

アニメ版のチャチャは第5話で初登場を果たし、キセイ蟲の巣の中で出会った雲母に対して、自分の正体をアッサリ告白してしまいます。
ちなみに公式サイトのキャラクター紹介ページでも放送前から公表されているわけですが、本当に重要な点とは正体そのものでなく、彼女自身が置かれている境遇とその理由についてだと思います。

 

女王の第一子でありながらも忌子とされる理由

第4話での本屋さんでの戦闘中、宙(エグゼブルー)が無数の虫たちを倒している最中に雲母が不意を突かれてキセイ蟲に連れ去られてしまいます。
続く第5話で捕われた雲母が目を覚ましたのはキセイ蟲の巣の中でした。
烈人たち4人が救出に向かっている最中、雲母も何とか自力で脱出しようと巣の中を進んでいる最中に後ろからキセイ蟲の女の子に抱きつかれますが、これがチャチャとの出会いになります。

チャチャ「僕はチャチャ。女王様の第一子、つまりはここの王女なのだ」

しかし、そのチャチャは千年に一度生まれるとされる忌子とされ、生まれてから巣の中に閉じ込められていたと言います。
そう扱われてきた理由とは、突然変異ゆえにキセイ蟲が本来持つものとは真逆の体質かつ能力を持っているからです。

 

“H(エ)ネルギー”を増幅させる能力で脱出を試みる!

キセイ蟲とは本来、人間たちが持つ”H(エ)ネルギー”を吸い取って無力化させる能力を使って人類滅亡のために侵略したわけですが、このチャチャに関しては“H(エ)ネルギー”を増幅させるフェロモンを出すのです!

それ故に彼女の生みの母である女王も、その能力を危険視したために巣の中に閉じ込めていたのです。
しかし今の雲母にとっては、その能力がこれ以上ないチャンスであり、チャチャに協力してもらうことで”H(エ)ネルギー”増幅を試みますが、事はそう簡単には運びません。
どんなに協力してもらっても己の中にある恥じらいが邪魔をしてしまい、”H(エ)ネルギー”が充分に溜まってくれないのです・・・。

 

最終的にチャチャを救い出してくれたのは烈人!

自分の能力でどんなに協力しても”H(エ)ネルギー”が溜まらない雲母に対して、チャチャも戸惑い始めます。
そんな最中に前話で雲母を連れ去ったキセイ蟲に見つかってしまいます。
チャチャが必死で抵抗するも空しく、雲母は再び捕らえられてしまうのです。

この時には救出に向かった烈人たちも巣の中に潜入しているものの、大勢のキセイ蟲たちが行く手を阻んできます。
このキセイ蟲たちを百花たちが倒していくものの、あまりにも人数が多すぎる故に体力や”H(エ)ネルギー”も尽きかけようとしています。
一方、1人だけ別行動を取った烈人の前にキセイ蟲が雲母を人質にして立ちはだかってきます。

雲母を人質に取られては手も足も出せず、言いなりになることしか出来ない烈人も窮地に陥りますが、この時に1つの助言をしてくれます。

烈人「”H(エ)ネルギー”が多いからって恥ずかしがることねーよ・・・むしろ、アリだと思う」

さらに先ほどまで協力してくれていたチャチャから言われた台詞も思い出します。

チャチャ「もう少し自分に素直になるのだ」

そして小学生の頃にキセイ蟲のせいで自分の性格を変えられてしまった悲劇と葛藤しながらも1つの答えを導き出すのです。

雲母「あんた達(キセイ蟲)さえいなければ、いつかは告白・・・出来たかもしれないのに!」

この瞬間、なかなか溜まらずにいた雲母の”H(エ)ネルギー”が一気に増幅すると同時に渾身の力を込めた拳一発で自分を人質に取ったキセイ蟲を遥か彼方へ飛ばして退治してしまいした!
ここまでの時点ではまだ大きな見せ場には恵まれていないチャチャですが、彼女がさり気なく言った台詞がきっかけで雲母の”H(エ)ネルギー”増幅に一役買ってくれたのは紛れもない事実ですよね。

しかし膨大な量の”H(エ)ネルギー”を解放したため、雲母自身の体力も尽きてしまい、動くことすら難しい状態となってしまいます。
キセイ蟲を退治した直後、巣も崩れ始めてしまってはぐれたチャチャ目掛けて大きな岩が落ちそうになったところを助けてくれたのは雲母に代わって烈人だったのです。

 

チャチャの特殊な能力の一部

“H(エ)ネルギー”解放によって立つことすら難しい雲母は、まだ力を使い果たしていない烈人に頼むことでチャチャの救出にも成功します。
本来ならば、これで一件落着と言いたいところなのですが・・・それがきっかけで思いがけぬ展開へと進んでしまいます。

 

チャチャにもあった擬態化能力

烈人がチャチャを助け出してくれた時、百花たちもまた雲母と合流します。
そして4人で烈人が向かって行った場所へと駆けつけるのですが・・・

チャチャ「はー、これが人間のオスというものか」

その場所に辿り着いた時、チャチャは雲母の姿に変わりながら倒れている烈人の上に座っていたのです。
ちなみにこの回の敵として登場したキセイ蟲にも擬態化があり、前話の段階では人間の女性(本屋の店員さん)の姿に化けていたために、雲母も気づかぬまま罠にハマって連れ去られました。
そして、このキセイ蟲から聞かされた話では自分のように「人間の姿に擬態化している状態で街に潜んでいるキセイ蟲も多く存在する」ことを知らされたのです。
(特撮の戦隊ヒーロー作品でも悪役の怪人が人間の姿に擬態化して罠に嵌めてくるケースはよくあることなので、これもまた驚愕というよりは”お約束”と捉えた方が良いのかもしれません)

従来のキセイ蟲とは真逆の体質や能力のチャチャにも擬態化の能力を持っていることが、この時点で判明します。
さらにチャチャの場合、これだけでは終わりません。

チャチャ「今日からボクがお前たちの”H(エ)ネルギー”を鍛え直してやるのだ」

自分たち(キセイ蟲)を倒せる人間がいることに希望を抱いたチャチャもまた、こうしてエグゼロスに加入します。

 

エグゼロス加入後はルンバの姿に!

何とか雲母の救出に成功した烈人たちですが、このチャチャも加入することになり、ルンバの姿に擬態化した形で基地に住み始めます。
「エグゼロスの”H(エ)ネルギー”を鍛え直す」
それをまるで有言実行といわんばかりにメンバーたちの”H(エ)ネルギー”を高めるために動き回りますが・・・側から見ていると、協力というよりは単に振り回しているだけのようにしか見えません

これもまた、戦闘能力は持たないチャチャのための大きな見せ場と解釈できるのかもしれませんが、今後は更なる特殊能力で庵野や宙と一緒にサポート面で大きく貢献してくれる存在へと変わっていきます。
それは擬態化とはまた違う能力や体質によるものですが、その辺りに関してはまた別の機会に書きたいと思います。

 

今後は同じエグゼロスから狙われる羽目に!

サイタマ支部の基地で雲母たちと一緒に住み始めたチャチャにとって、巣に閉じ込められていた頃には見られなかった多くのものを見ることが出来るようになります。
そして雲母もまた、彼女をサイタマ支部へ連れていき庵野に紹介します。

庵野の方もまた、チャチャがその場で披露してくれた擬態化能力に強い感心を抱きますが、そうした平和な時間はやはり長くは続かずに新たな問題が起きてしまうのです。

庵野「やっぱり頭の固いトーキョー支部はキセイ蟲を仲間にするなんて、許さないか・・・」

彼のスマホに送信されてきたメッセージ内容は決して脅しなどでなく、トーキョー支部のエグゼロスから本当に狙われてしまうのです!

 

まとめ

今回はキセイ蟲でありながらもエグゼロスに加入してくれたチャチャのキャラクター性と一部の能力に触れてみました。

  1. キセイ蟲の王女でありながら突然変異によって忌子とされた。
  2. 従来のキセイ蟲とは真逆に”H(エ)ネルギー”増幅させることを得意とする!
  3. 擬態化の能力も持っている。
  4. 今後はトーキョー支部に狙われると同時に更なる能力で良きサポート役に変わっていく。

雲母たちメンバー以上に深いキャラクター性を持つチャチャですが、今後は庵野と共に良きサポート役になってくれることに期待したいですね。

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