『はたらく細胞』は2014年に少年シリウス新人賞の大将を受賞して、2016年には「このマンガがすごい」で7位を取得した名作。
そして、2018年に入るとアニメ化が開始され漫画の中のキャラクターがアニメーションで滑らかに動いていることもあってさらに人気を出します。
そんな『はたらく細胞』の最後の結末はどうなるのか、そしてラスト(最終回)の後はどうなるかを解説します。
『はたらく細胞2期』の最後の結末をネタバレ解説
最後は赤血球の頑張りで強敵に打ち勝つ
『はたらく細胞2期』の最後は新型コロナウィルスとの戦いで、全ての細胞が細菌により活動を停止させられます。
しかし、赤血球だけはどんな時も酸素を届けると諦めることなく働き続けた結果、最強の敵である「新型コロナウィルス」に勝利します。
『はたらく細胞2期』でおさえておきたいポイント
- がん細胞との再戦
- iPS細胞
- 新型コロナウィルス
はたらく細胞の最終話付近でおさえておきたいポイントは、主に上記の3つ。
それでは、各内容について、1つずつ紹介します。
【ポイント①】がん細胞との再戦
『はたらく細胞2期』で2話続けて放送されると予想されるのは『はたらく細胞1期』にも登場したがん細胞との戦い。
今回は、悪玉菌を一緒につれて腸の方で再誕したという設定です。
もちろん最初に攻撃を仕掛けるのは、攻撃力が高く自由度が高いNK細胞で笑いの力を活用してがん細胞に攻撃を仕掛けます。
そして、白血球とメモリーT細胞などの仲間も次々に合流して総戦力で立ち向かいます。
まさにラスボスに立ち向かう勇者感半端ないので見ている方も気持ちが盛り上がりますね。
がん細胞を仲間とみなして攻撃できない
今回、がん細胞を同じ身体の細胞から発生したと判断して、制御性T細胞が攻撃することを中止するように命令を出します。
そのため、T細胞とNK細胞はがん細胞に攻撃を仕掛けられません。
しかも白血球が人質にとられ、がん細胞はなすがままに身体の中を蝕んでいきます。
危険な細胞を放置している状態のため、いつ崩壊してもおかしくないという危機的状況(´;ω;`)
乳酸菌と善玉菌の集団で大勝利
腸内の環境が悪いことでがん細胞にエネルギーを与えている状態でした。
しかし、乳酸菌と善玉菌の集団が腸内環境と綺麗にすることでがん細胞にエネルギーが回らなくなり弱体化。
そして、絶望的な状況を改善するためにメモリーT細胞が放った最後の技が「T細胞究極秘奥義・パーフォリン・キャノン・パンチ」。
その後は、制御性T細胞に見限られ白血球に退治されます。
まさかピンチの状態を救ってくれたのが、マスコット的キャラクターだけに最後はほほえましい終わり方でした。(〃艸〃)
【ポイント②】iPS細胞
私達の世界でのiPS細胞の理論は以下のようになっています。
人間の皮膚などの体細胞に、ごく少数の因子を導入し、培養することによって、様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力をもつ多能性幹細胞に変化します。 この細胞を「人工多能性幹細胞」と呼びます。英語では「induced pluripotent stem cell」と表記しますので頭文字をとって「iPS細胞」と呼ばれています。 名付け親は、世界で初めてiPS細胞の作製に成功した京都大学の山中伸弥教授です。体細胞が多能性幹細胞に変わることを、専門用語でリプログラミングと言います。 山中教授のグループが見出したわずかな因子でリプログラミングを起こさせる技術は、再現性が高く、また比較的容易であり、幹細胞研究におけるブレイクスルーといえます。
iPS細胞を活用することで私達の身体の中で失われた機能を取り戻したり、細胞の再生ができたりとこれまで難病とされた病気も治療できる可能性を秘めています。
そして、『はたらく細胞2期』では眼の細胞の修復という形でアニメ化されます。
やけ酒をあおる桿体細胞
赤血球が今回訪れたのは眼球。
眼底へと来た途端荒れている雰囲気を感じます。
そして、そこにやけ酒をあおる桿体細胞の姿が。
理由を聞くと最後の1人になりいろいろ行動したがどうにもならず諦めていたようです。
そんな中、赤血球はどうにかしようと桿体細胞の状況を手紙にして脳細胞に伝えようとします。
しかし、さらに症状が進み桿体細胞はついに自分が誰なのかわからなくなりまわりが見えなくなります。(´;ω;`)
この状況は私たちの身体では失明という状態です。
希望の光
一番盛り上がるシーンでiPS細胞の可能性を知ることができます。
失明前に新人の細胞がどんどん増えて環境を変えていき無人だった仕事場が細胞達であふれかえります。
つまり、失明一歩手前で最悪な状況を避けたという流れになりました。
「彼は何にでもなれるIPS細胞だったのです!」
助けにきた新人の細胞は、iPS細胞のことだったんだすね。
絶望の中で希望の光が見える瞬間は見ていておもしろかったです。
そして、私達もiPS細胞が普通に出回れば助かる命が増えるので生きるのが楽しくなりますよね(〃艸〃)
【ポイント③】新型コロナウィルス
私達の世界を騒がしている「新型コロナウィルス」の話。
どのように感染するのか、体内ではどのようになっているのかをアニメ化してみることができます。
そもそも新型ウィルスに勝てるのかという疑問をアニメで詳しくわかります。
以下新型コロナウィルスの詳細です。
肺炎が急速に悪化し、多くの場合、人工呼吸が必要となります。70歳以上の感染者では感染者のうち10%近い方が、数週間以内に亡くなっています。中国の報告では、20代30代であっても感染すると500人に1人くらいは亡くなっています。普段は鳴りを潜めて多くの人に感染し、ところどころで牙をむく、非常に狡猾なウイルスです。しかし、ウイルスにも弱点があります。ウイルスは人の力を借りてのみ猛威を振るいます。人が一致団結し、賢く行動すれば、ウイルスは勢いを失います。
見たことがないウィルスに細胞達も苦戦
新型ウィルスが体内に入るとマクロファージと樹状細胞とキラーT細胞といった最強の細胞達が迎え撃ちます。
ただ、「新型コロナウィルス」は弱い存在なのですが増殖力が強く、結果的に味覚神経や嗅覚神経がやられます。
これがコロナにかかると味覚と嗅覚がなくなる原因なんですね。
さらに、味方の正常細胞も攻撃する仲間も出始めて「サイトカインストーム」が起こりさらに状況が悪化します。
そのため、身体の状態は悪化して血栓症や肺組織の破壊が進み死に至る流れになります。
新型コロナウィルスに打ち勝ったのは赤血球の頑張りのおかげ
新型コロナウィルスにかかると身体の組織が壊され死に至ります。
そして、酸素が行きわたらないことで呼吸困難になり多臓器不全を起こしてしまうことにあります。
そこで、『はたらく細胞2期』のヒロインである赤血球が酸素供給活動のために身体中を駆け巡ります。
「酸素と一緒にみんなを信じる気持ちも一緒にお届けしてきますね!」
酸素だけではなく各細胞の想いも運ぶ姿は見ていて感動しかありませんでした。(〃艸〃)
確かに、新型コロナウィルスで重症になると肺が機能しなくなるので、人工肺を使う流れになります。
酸素がきちんと行き届けば戦う力は無限ですよね。
細胞達の戦いに終わりはない
『はたらく細胞』は、基本1話で話が終了してくのですが強すぎる敵と戦う場合前編と後編で分かれ2話になります。
さまざまな細菌やウィルスと戦ってきた勇敢な細胞達ですが戦いに終わりはありません。
そして、今回のアニメの内容は私たちが1年間生活していく上で何度も起こる症状だったり、めったに起こらない症状だったりとバラバラです。
ただ、私たちが該当する症状を起こす度に一生懸命体内にいる細胞達が働いていることが分かったので、できるだけ体内をいたわった生活をしていきたいですね。
もし、これから新しい病気や作者が伝えたい症状が出てくれば、また名前を変えて『はたらく細胞』が始まるかもしれません。
個人的には難病とされている症状を漫画化してアニメ化して欲しいと考えています。
そうすることで難病を患っている人の体の中の細胞達の状況がすごくわかりやすくなりますし、症状に関する理解も深くなると思います。
『はたらく細胞2期』結末まとめ
『はたらく細胞』の結末周辺では以下のような話が展開されます。
- がん細胞との再戦
- iPS細胞
- 新型コロナウィルス
さらに、私達に起こる症状はさまざまであるためこれから作者がマンガにしたいと思ったら再開する可能性もあります。
『はたらく細胞』では、よく起こる症状や怖い病気をメインにマンガ化にしているところがあり、難病(ALS)はアニメ化されていません。
そして、アニメ化すると大人だけではなく子供達も勉強になるため病気や症状に対する偏見もなくなると思います。
是非、細胞をメインにしたアニメ待っています。
もし、結末付近でこんなこところも重要という意見ありましたら、是非コメント下さい。
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