『のんのんびより』はアニメが放送されている時点では原作で15巻までコミックが出版されていて、2021年3月23日に最終巻の16巻が発売されて全巻揃うという形になります。
『のんのんびより』は原作のいいところをとって放送されていることから、すでに原作を見ている人でも楽しめる内容です。
そして、『のんのんびより3期』は原作の何巻まで、何期まで放送されるかを述べていきます。
以下ネタバレを含みます。
のんのんびより3期は原作で14巻まで
のんのんびより3期は、原作で14巻までと考えています。
今までの『のんのんびより』の流れを整理すると、以下になります。
- 『のんのんびより』は2013年10月~12月まで放送されており原作でいくと1巻~6巻相当
- 『のんのんびより りぴーと』は2015年7月~9月まで放送されており原作でいくと7巻~8巻相当
- 『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』は原作の8巻から抜粋
そして、今回の『のんのんびより のんすとっぷ』は11巻~アニメ化されるという流れになります。
これから『のんのんびより3期』が原作でどのように放送されるか細かく分けていきたいと思います。
のんのんびより3期の始まりは原作11巻から
『のんのんびより3期』は、れんげが朝から学校に行くところから始まります。
そして、途中でバスで一緒になった高校生の富士このみと出会い、リコーダーのドが出ないからと相談するというほのぼのしたシーンが見られます。
ただ、こちら原作にはありません。
そして、原作11巻の始まりは77話からになるのですが、「小鞠が日直の仕事をしているとその間にれんげがセロハンテープと爪楊枝で人形を作り始める」という話になります。
始まりが似ていることから、冒頭をオリジナルにしつつも、後半で原作11巻から繋げてきたと考えられます。
後は、原作11巻以降から人気のあるところ、もしくは作者が最も見せたいシーンを上手くアニメ化しながら最終話まで放送されるのではと思います。
しかし、今回も思いっきり原作を無視した面白い仕上がりになっていますね(〃艸〃)
原作12巻からはトマトを届けるサンタが抜粋
原作12巻からとっているのは、学校で作っているトマトをサンタクロースとして配るという話がとられています。
れんげのかわいい姿が見られるのでおすすめしたいシーンです。
田舎だからこそできるトマト配りに思わず見ている方もホッコリしてしまいますよね。
そして、アニメ版では最後に駄菓子屋に届ける途中でしおりと出会うシーンがあります。
『のんのんびより3期』ではしおりは新キャラクターとして登場するのですが、おそらくこれは最後にしおりの妹が生まれることを繋げなかったのだと思います。
原作13巻からは証拠を隠ぺいする夏海とひかげが抜粋
原作13巻からとっているのは「隠ぺい事件」「トーテムポール星人」とです。
最も笑えるシーンなのでアニメ化する理由がすごくわかります。
隠ぺい事件
宮内ひかげが帰ってきたこともあり、夏海は早速悪戯パワー炸裂。
「必殺確殺シュート」を夏海が考案して早速披露すると家の鉢植えを壊してしまいます。
バレるとまずいと思った夏海はひかげと現状を打破する方法を考えます。
その選択肢が以下です。
- とりあえず正直にいって謝る
- 鉢植えを一から作る
- 隠ぺいする。
結局どうするか考えていることじたいバレて、そもそも怒られるしか選択肢はなかったのですが、夏海らしい考えに思わず笑ってしまいます。(〃艸〃)
そして、久しぶりに帰ってきた宮内ひかげはれんげを驚かせるために夏海と考えたのは「トーテムポール星人」。
まるで小学生のような芸に、れんげから出た言葉が「ひか姉が その年になって肩車で喜んでいるなんて…」です。
もう明らかに妹に呆れられているシーンがすごく笑いました。
原作14巻からはあかねの受験シーンが!
原作14巻からは、あかねの受験シーンが取り上げられています。
ちょっとシリアスな場面を含みながらも、なかなか見れないあかねとこのみの絡みが見れる貴重なシーンです。
あかねは自分が学校に楽しくいけるようになったのは、このみのおかげと思っています。
しかし、あかねが受験シーズンを迎えたこともあり、部活をやめるという流れになります。
ただ、あかねがやめるとほのかも部活をやめるのではと心配してしまうシーンになります。
結構シリアスなところになりますが、あかねとこのみは一緒に祭りを回る際にお互いの本音を聞くことができ、より2人の関係の絆が強くなります。
部分で紹介してきましたが、14巻までに連載された内容が上手くつなげられてアニメ化されているので、逆にわかりやすくなっているというアニメ版の魅力があります。
のんのんびより3期は1期の放送で終わる
現在、『のんのんびより』は15巻まで出ており、最終巻は2021年3月23日に出版されていることから、まだまだ話の尺はあるので続きそうな予感があります。
しかし、『のんのんびより』のタイトルは1期といったクール単位ではなく、それぞれのサブタイトルがついています。
そのため、今回の『のんのんびより3期』は12話+OVAで終了となります。
もともと、アニメシリーズの『のんのんびより』は原作のシーンをアニメオリジナルに合わせて作られていることから、アニメだけで楽しめる『のんのんびより』を作っているのではと考えられます。
ファイナルという形でもう1期作られる可能性がある
『のんのんびより』の原作は、16巻まで出版されるため15巻~16巻でもう1期作られる可能性があります。
部分的にとりながらも原作の魅力的なシーンを取り上げているので、残りの巻数が少なくても1期のアニメとして仕上げることが可能だと思います。
さらにこちらは私の考察になるのですが、今回『のんのんびより3期』で新キャラクターとしてしおりが登場していますが、原作15巻ではさらにしおりに妹ができるという話が出てきます。
そして、ここでれんげがお姉さんになろうと奮闘する場面が出てくるのですが、素晴らしい成長シーンとして放送しないのはもったいないと考えています。
まとめ
今回『のんのんびより』は原作で何巻までかと何期まであるのかという事を説明してきましたが結論は
- 原作で11巻~14巻相当
- サブタイトルごとで1期を作っていることから2期の可能性はない
- 原作は15巻~16巻までの2巻残っているのでファイナルという形でもう1期作られる可能性がある
という形になりました。
個人的には原作全てをアニメ化して欲しかったのですが、そうすると話数も相当なものになりますし、原作を見ている者としては新鮮さがないと感じてしまいます。
そのため、『のんのんびより』のアニメ化の仕方はすごく新鮮で原作読み込んでいても新しい気持ちで楽しめます。
もし、『のんのんびより』はここまでだよというコメントがありましたら、ぜひお願いします。
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