2020年夏の新作アニメとして放送および配信開始されてから人気や知名度も上がり続けてきている「ド級編隊エグゼロス」ですが・・・
本作品の主人公・炎城烈人(エグゼレッド)とヒロイン・星乃雲母(エグゼイエロー)の今後の進展について考察してみたいと思います。
本当は両想いの2人がすれ違いにされた原因を究明
幼馴染同士である烈人と雲母は幼少期の頃から大の仲良しで一緒に遊んできた友人同士でもあります。
まずは、そんな2人がすれ違うようになってしまった原因から探っていかなければなりません。
キセイ蟲との因縁は小学生の頃から始まっていた
この2人の仲や運命を変えてしまった大きな原因は、本作品でエグゼロスが戦う敵として登場しているキセイ蟲にあったのです。
第1話の時点で既にエグゼロス自体は結成されており、この時点で烈人もサイタマ支部に在籍する「エグゼレッド」として地球に侵略しては人間たちに襲いかかるキセイ蟲を何度も撃退してきています。
これは烈人がメンバーとして戦っていることが今に始まったわけでないことと同様に、キセイ蟲の方もまた以前から地球への侵略を開始していたのです。
そして烈人たちが初めてキセイ蟲に襲われたのも現代から遡り、まだ小学生の頃だったのです。
そう、2人にとって自分たちの恋愛や運命を狂わせてしまったのも実は、このキセイ蟲であることが判明します。
キセイ蟲が2人の運命を狂わせてしまう
まだ小学生だった頃の烈人と雲母の前に立ちはだかったキセイ蟲は2人からも”H(エ)ネルギー”を奪い始めますが、雲母の方はこの頃からあまりにも強大な量の”H(エ)ネルギー”を秘めており、その量は常人の数十倍以上にも及んでいたというのです!
キセイ蟲もそのことに対して驚愕しますが、一番ショックだったのは雲母自身であり、さらに好きな烈人の前でそんなことを言われては平常心でいられるはずがありません。
キセイ蟲「キセイ不可能ー!!」
そのキセイ蟲は雲母に秘められている、あまりにも膨大すぎる量の”H(エ)ネルギー”を吸収しきれずに爆発してしまったおかげで2人とも助かったわけですが、雲母のプライドや羞恥心までが守られたわけではありません。
雲母「絶対違うんだからー!」
これは彼女にとって自分の好きな男子(烈人)の前で恥ずかしめを受けたことと変わらず、この出来事が原因で自分の心に鍵をかけてしまったのです。
そして、ここからが「両想いであるはずの2人のすれ違い」が始まります・・・。
男子生徒たちからも恐れられる女子高生に
キセイ蟲による出来事がキッカケで、2人のすれ違いは高校生になってからも続いておりました。
仲良しだった頃は烈人だけでなく、他の男子たちとも一緒に遊んでいた(この頃はむしろ男子と遊ぶことの方が多かったのです)雲母ですが、今では男子生徒たちからも恐れられる“鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)”へと変貌していたのです。
教室内では男子生徒を近寄らせないどころか、男子の持ち物を持つ時にもグローブをはめている状態です。
烈人も同じ高校かつ同じクラスでいるものの、彼をも拒絶してしまっているのです!
エグゼロスが2人の距離を縮めていく・・・
キセイ蟲の侵略が原因で心を閉ざしてしまった雲母ですが、彼女がそうして生きている間にも彼らの悪行は続いており、後を断ちません。
しかし、このキセイ蟲がキッカケで2人が心の距離を取り戻し始めることになっていきます。
あまりにも対称的な人生を歩んできた2人
ここからは小学生だった頃にキセイ蟲に襲われた出来事を経てからの2人の生き方に触れていきたいと思います。
雲母の方は上記で書いたとおり、男子生徒を拒絶しながら高校生に成長したわけですが、烈人の方もまたキセイ蟲の出来事がキッカケで大きく変わっていたのです。
この時系列で既に「エグゼロス」そのものが結成されており、彼もまた既にメンバーの1人として活動中で何度にもわたってこれまでに侵略してきたキセイ蟲を撃退してきている状況でした。
結成された「エグゼロス」サイタマ支部で課長として勤務している庵野丈が烈人の叔父にあたる人物であり、庵野が烈人を加入させて彼にキセイ蟲退治を手伝わせている形なのですが、烈人も決してイヤイヤでやっているわけでなく、本人にもある重大な決意の上で加入および活動をしているのです。
烈人は強い決心のもとでキセイ蟲と戦い続けてきた
叔父である庵野から見込まれて、そして頼まれたことがきっかけでエグゼロスに加入した烈人ですが、キセイ蟲との戦いを繰り返す中で気づいたことがあったのです。
それは「自分たち以外にもキセイ蟲のせいで人間関係を壊された人たちも大勢いるはず」と、そして・・・
烈人「どんな理由があろうと、人を想う気持ちを奪うなんて許せないだろ!?」
そう、彼は自分たちのような不幸な人間をこれ以上は増やしてはならない信念の元に戦い続けてきました。
こうして見ると、キセイ蟲によって関係を壊された2人が高校生までに歩んできた人生は、まさに正反対かつ対称的と言えるでしょう。
雲母の心が変わる時
第1話の後半で一度は撃退したはずのキセイ蟲が下校中の2人の前に現れます!
すぐに攻撃を仕掛ける烈人ですが、先日にキセイ蟲を倒すために必要な”H(エ)ネルギー”を使い果たしてしまっていたために今度はパワー不足で全く歯が立ちません。
仕方なく雲母を連れて逃げた烈人は、まだお互いが仲良しだった頃に一緒に遊んでいた公園に隠れますが追ってきたキセイ蟲にアッサリ見つかってしまいます。
ここまで追い詰められてしまっては、この窮地を脱するための方法は1つしかありません・・・。
雲母「閉じてた心が開いちゃう・・・!」
キセイ蟲への恐怖心が限界に達したため、烈人に手を握ってもらうようにお願いするのですが、お互いの手を握りしめ合っている中で雲母が長年閉ざしていた心が開くと同時に溜まり続けてきた”H(エ)ネルギー”が解放されます!
烈人「とりあえず一緒に思いきり・・・ブチかますぞ!!」
2人で突き出した拳から放たれた雲母の強大な”H(エ)ネルギー”によって巨大化したキセイ蟲をも一撃で撃退してしまったのです!
雲母「私も手伝おっか?れっくん(烈人)のこと・・・」
烈人や男性に対してはまだ完全に心を開ききれてないものの、この時点で雲母も“エグゼイエロー”としてエグゼロスに加入します。
烈人と雲母が今後結ばれる可能性を考察
最後は、本作品の結末で、この2人が本当に結ばれるのか否かを考察したいと思います。
エグゼロスに加入した雲母も烈人たちが共同生活しているサイタマ支部の宿舎(エグゼロスの基地として使われている一軒家)に住み始めますが、一緒に住むことになる同じメンバーたちは烈人を除いては皆、雲母と同世代の女子高生ばかりです。
男1人と雲母も含めた女4人+ペット1匹の組み合わせによる共同生活が無難に進むはずもなく、烈人を取り囲んだ女の子たちによる波乱の日々の幕開けとなってしまいます。
それでもキセイ蟲と戦いながら、つかず離れずな関係を繰り返していくうちに雲母も本来抱いていた「烈人への好意」を取り戻し始めている様子なので、この2人が結ばれる可能性は極めて高いと考えられます!
ただ、そのためにまずは全てのキセイ蟲を退治して地球の平和を取り戻すことが絶対的に必要な条件になっていくのでしょうけどね・・・。
まとめ
今回は主人公・烈人とヒロイン・雲母のこれまでの関係や経緯を辿りながら、この2人が結ばれる可能性について考察してみました。
①本当は両想いであるが、キセイ蟲によって関係を壊されてしまった。
②エグゼロスがきっかけで雲母の方も心を開き始めてくれている。
③お互いの関係を取り戻しながら戦っていく中で心の距離もまた少しずつ縮まり始める。
ただ、今は同じメンバーたちと力を合わせながら戦い、まずはキセイ蟲を完全に滅ぼすことの方が最優先なんですけどね。
キセイ蟲の来ない地球の平和を取り戻さない限りは、落ち着いて恋愛することもできないですからね!
ド級編隊エグゼロスのキャラ一覧
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エグゼレッド:炎城烈人 | |
エグゼイエロー:星乃雲母 | |
エグゼピンク:桃園百花 | |
エグゼブルー:天空寺宙 | |
エグゼホワイト:白雪舞姫 |
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