炎炎ノ消防隊の主人公は森羅日下部というキャラクターになるのですが、彼が現在に至る行動を起こしたきっかけは12年前に起こった事件にあります。
炎炎ノ消防隊の世界を理解するうえで欠かせない森羅日下部について詳細を先に述べて、その後事件に関して私の考察を入れて説明したいと思います。
森羅 日下部とは
森羅 日下部の声優は梶原岳人さん
小学校低学年の頃、再放送していたテレビアニメ『ドラゴンボール』を視聴したのがきっかけで、漫画やアニメに熱中する。当時の一人称はオラで、気の存在を信じ込み、公園でひたすらかめはめ波を撃つ練習をするほど『ドラゴンボール』好きになる[2]。
高校までは小学校からずっと続けていたサッカー部に所属。高校1年の終わり、親の転勤でシンガポールに移る。高校卒業とともに帰国し、同時期に俳協の養成所へ入所したが、そこは授業料がほかに比べとても安く、数ある養成所でどこがどのようなところかまったく知らなかったため、俳協を選んだのはそれが決め手になった[2]。
出典「梶原岳人」wiki
梶原岳人さんは2019年から主人公の声優を担当することが多くなり、その中の1つが今回の炎炎の消防隊の主人公森羅日下部になります。梶原岳人さん本人曰くコミュニケーションが得意ではなく、森羅の役をやり遂げれるか心配があったとのことですが、森羅自身熱を外に出すタイプではなく、冷静に物事を考えるタイプであるため、ギャップを感じて役作りが大変だったとか…
確かに弟のショウとバーンズとのやり取りは凄く熱を出して語りかけますが、それ以外は戦いを楽しんでいるように冷静ですよね。そういった部分をしっかり演じている所、本当にすごいですよね。特に今後は森羅と母であり鬼の焔ビトとのぶつかりもあるので、どのように演じていくか凄く楽しみです。
梶原岳人さん凄くカッコいい!
森羅 日下部の炎の能力・技
森羅は足から炎を出すキャラクターで、他のキャラクター比べてすぐに能力が使えるのが万能型と呼べる立ち位置にいます。攻撃や防御や移動全てにおいて長けており、最強と呼ばれるバーンズに打ち勝ちます。
そしてさらに森羅の能力を高める要素としてアドラバーストがあり、炎の能力が爆発的に向上してさらに攻撃とスピード全てがさらに向上します。そのため伝道者一派からは四柱目と認識されています。
そして性格は緊張や恐怖を感じると普通は動けなくなるのですが、森羅は笑顔を浮かべる癖があります。そして緊迫した状況でも笑いながら活動しているため悪魔と呼ばれています。これが過去に起きた事件により森羅が感情のコントロールができなくなったのが原因で戦場では心の影響なく通常の力を引き出します。
森羅 日下部の技は蹴り中心
森羅日下部の蹴り技はアニメの中でもスピードがあり威力とも強いというバランスの取れた技として活躍します。そんな森羅日下部の蹴り技について詳しくまとめていきたいと思います。
① 森羅イダーキック
名前からして特撮の仮面ライダーが繰り出す技にもみえるのですが、上空にいる敵にもダメージを与えられるバランスの効いた技になります。子供のころからしていたみたいで。
森羅イダーキック‼‼と叫びながらキックをやっていたとか・・・
今では万能な技として大活躍していますね。
② 真ライダーキック
森羅イダーキックを強化してアレンジを加えた威力の高いキック技で、今回は上空からさらに勢いをつけて急降下する威力も込められているため相手へのダメージも大きくなっています。原作でいくと144話から登場しており、メイン技として森羅は使用します。
③ ボルテージ・ノヴァ
諸刃の剣といっても過言ではない自爆も含む技です。足の裏から炎を爆発的に噴射させるのですが、失敗したら自分が爆発の余波で吹き飛んでしまうという技のため頻繁には使用できません。
ちなみに悪魔の型と名乗っているのは手の形を悪魔の形にしているからだとか・・
④ ラピッドマンキック
足の裏から炎を噴射してその勢いで上空に上がり、そのままけりを繰り出す技なのですが、まるでロケットが上空に上がってそのまま落ちてくる感じです。
しかし最初は蹴りマンキックと名付けていたようですが、隊長に却下されたとか…
やはり主人公だけに技は結構多いですよね。ただ共通する点としてどれもスピードと蹴りの技の威力を上げているという所があります。後半に行くほどどんどん威力の高い技が出ているのは成長している証拠ですね。そして最終的にはボルテージ・ノヴァという身体能力を爆上げする力を持っているバーンズに致命傷のダメージを与えるなどどんどん強くなります。
森羅 日下部の母親・弟・過去の事件について
森羅日下部は最初の段階では12年前に原因が不明な火事が起こり、第3世代能力に目覚めたことにより第8特殊消防隊に入隊します。当時は12年前に起こった火事の本当の原因を探すためとなっていますが、話が進むにあたり、弟のショウが生きていたことと、今まで追っていた鬼の焔ビトが母親の変化した姿という事が分かります。そこからは弟のショウを取り戻すためと母親を元に戻す方法を探しために活動していきます。
12年間に起きた火事の真相
12年前に起こったことを知っていると思われるバーンズの話を聞きながら、本当のことが分かっていくのですが、火事の原因は弟のショウが能力に目覚め、アドラリンクをしたことにより母親は鬼の焔ビトになって、森羅は第3世代能力に目覚めるという形になっています。つまり、火事の原因は自分の弟であることを森羅は知るのですが、それでもたった一人の弟の記憶を取り戻すために弟にぶつかっていきます。
弟のショウはハウメアによって記憶が操作されている
一旦森羅は弟とぶつかり、アドラリンクをして弟に記憶を取り戻そうとさせますが、そこでハウメアが記憶を抹消するため、せっかく取り戻した記憶が全て無駄になってしまいます。現在伝導者一派にいる限り、森羅がどんなに頑張っても過去の記憶を取り戻すのは難しそうです。
鬼の焔ビトとなった母親
事故とはいえ自分の子供の能力の目覚めが原因で、焔ビト化した日下部兄弟の母親。何も知らずに最初の頃は森羅はおいかけているのですが、鬼の焔ビトが母親だという事がわかった時に自分の母親を元に戻すことを考えます。
そして母親を元に戻すにあたり、キーポイントなってくるのはドッペルゲンガーという存在。
ドッペルゲンガーはアドラ界に存在するもう一人の自分。そしてそのもう一人の自分を呼び出すための手段として使われていたのが蟲という存在。しかし、当時蟲という存在はなかったのでショウがアドラリンクした時に母親はもう一人の自分をアドラ界から連れてきたのではと推測します。そのため母親を元に戻すのであればドッペルゲンガーという存在が重要になってくるのではと思います。
まとめ
今回森羅日下部について能力、声優について詳しくまとめました。
特に森羅が最終的に母親を元に戻すという答えに行くにあたり、きっかけとなった12年前の事件について考察も交えて述べました。もしこうではという意見があれば是非コメント下さい。
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