A.I.C.O. Incarnationは2018年3月9日にネットフリックで順次放送されており、一旦最終話の12話まで終了しています。そして海外にも対応するように字幕なども付けており、人気を出しました。舞台が日本の富山県であり、バイオSFアクションという事もあり、日本国内で作成されたのですが、世界でも知られているアニメになります。そんなA.I.C.O. Incarnationの魅力と人気の理由を解説していきたいと思います。
A.I.C.O. Incarnationの魅力は話の内容が近未来
視聴率をすべてアイコに持っていかれる転校生・神崎雄哉(スタッフ)#AICOみてる pic.twitter.com/kf876WIUkc
— 『A.I.C.O. Incarnation』公式アカウント (@Project_AICO) July 12, 2020
本作の主人公。15歳の女子中学生。明瞭活発な性格の少女。2年前の事故の影響で物語当初は車椅子を使用していたが、神崎が転校してきたタイミングで自力で歩ける程度には回復した。本人は神崎らから伝えられるまで知らなかったが事故の治療のために体は人工生体で作られており、更にそれを強化する目的で治療に使われていたカーボン・ナノ・ストラクチャーの影響で打撃やナイフなどの攻撃を受けたり、高所から落下しても無事な強固な肉体を持ち合わせることになった。父親が亡くなった事故で重傷を負い、従来の治療では助けられなかったため、史上初の分離手術を受け、それがバーストの原因ともなった。
出典:「A.I.C.O. Incarnatio」wiki
A.I.C.O. Incarnationは主人公であるヒロインでもある橘アイコが昔交通事故にあって、治療できない体の状態のため、人工生体を用いて一時的に脳を移したという話になっています。そしてその治療行為がバーストという現象を引き起こして、二人のアイコが誕生したとなっています。この話が凄く興味をそそられます。
何故なら現在でもIP細胞を用いた人間の体の臓器の再生など、今回のアニメの人工生体と同じようなことが行われています。つまり近い将来こういうことが起こるのではとわくわくしてみてしまいます。ただバーストという現象は人間の細胞分裂が異常な形で起こったとなっているので、さすがにあそこまではならないのではと考えています。未来を近くに感じるアニメってついつい見たくなりますよね。
近未来なのに舞台が富山県なのも魅力
通常近未来的な話は都市部が選ばれることが多いのですが、何故か富山の黒部ダムを中心として事件が起こったとなっています。施設や扱っている武器などは未来を感じるのですが、何故地方を選んだのかというとそれは監督が富山県のロケーションに実際に行って、ここなら使ってみたいと思ったからみたいです。そしてここで監督はアイコのイメージとなる機関銃と女子高生をイメージしたとか・・。色々な想いが込められているのも人気の秘密かもしれません。
人気の理由は2人のアイコ
A.I.C.O. IncarnationのIncarnationは日本語では輪廻転生や永劫回帰という意味で使用されているのですが、今回のアイコは輪廻転生と永劫回帰の両方をしています。その秘密は二人のアイコにあります
。二人のアイコが生まれた理由は、人工生体を用いた治療が原因なのですが、アニメの最初で行動している橘アイコは偽物の体だったという話になっています。
しかし実際は本物の体に人工生体を部分的に埋め込み、脳は人工生体の物を使用しているとなっています。つまりもう一人のアイコは体は人工生体で、脳が本物という事になります。もう一人のアイコは眠ったままで、もう一人のアイコがプライマリーポイントに向かって進んでいくとなっています。このミステリーがさらにもう一回見たいという気持ちにさせてしまう人気の秘密と思いました。
アイコの真実はアニメでは気づきにくい
アニメに登場するアイコは脳以外偽物で、体は人工生体となっています。そして人工生体特融のカーボン・ナノ・ストラクチャーの反応が出ているという事で誰も不思議に思いませんでした。しかし、実際はアイコの本物の体に人工生を部分的に埋め込んでいるという内容だったので、もしアイコ自身が真実を知っていたら、マターに突っ込むなど無謀な行為はしなかったと思います。後から知って怖くなる内容でしたね。
この真実アニメを見ているだけでは気づかない裏の話で、特にアイコ自身人工生体としての特徴しか見せないので、気づこうにも気づくことが難しいと思います。敢えて見ている人の真実を知らせないという話の内容の組み方は凄く魅力的です。
まるでゾンビアニメなのも人気を呼んでいる理由
ゲームでもアニメでも結構な頻度で出ているゾンビをテーマにしたものが出ているのは、人気があるからだと思うのですが、アイコ自身も姿かたちは変えないですが、カーボン・ナノ・ストラクチャーという機能を体に投与することで、攻撃を受けてもすぐに回復したり、大きな衝撃などを受けても体のダメージを回復させることからゾンビと変わらない話となっています。
特に海外ではゾンビの話は人気があるので、アイコも海外同時放送というネット放送をすることで人気を出したと思われます。でも日本特有の美少女キャラとカッコいいキャラクターを維持したまま舗装されたのは凄く誇らしいですよね。日本のアニメ文化が世界にもしっかりしれ渡っています。
脳をテーマにしたアニメとしては面白い
地上波放送が始まったNetflixアニメ『A.I.C.O. Incarnation』でアイコ本人と人工生体で脳を交換したっていう設定が2話で語られるのですが・・・実はうちのサイト的な該当ではないのです。(最終話まで視聴済み) #AICO pic.twitter.com/0ETjQT03mR
— クロエ (@irekawarimaniax) July 19, 2020
アイコは脳がメインのアニメなのですが、脳は人間の大事な部分で、多数の機能を持ち合わせています。脳科学というのものが存在して研究されているくらい注目されています。そんな脳の不思議を形にしたのがアイコなのではと思います。
アイコの世界では、本物の体にそのまま脳を移すと拒絶反応を起こすのではと言われており、最後の方ではプライマリーポイントに行きつつも、脳を移植する際に心配事として出てきます。ただ今回グミちゃんが人工生体であるアイコの記憶を記録して、手術カプセルに入ることにより拒絶反応は起こらず二人とも助かったとなっています。色々と脳について考えさせられました。
植物人間になった伊佐津恭介
脳に関するというと伊佐津恭介が神崎雄哉とアイコを止めるために、自分の娘である伊佐津柚葉の複製した人工生体を操るといった面がありました。しかしダイバー達と伊佐津恭介の部下の協力により人工生体の活動は止められた上に、伊佐津恭介の意識は戻らないという状態を引き起こします。これは伊佐津恭介が脳を使用して、複製した人工生体の伊佐津柚子を複数操るシーンで、全て脳の意識が持っていかれている状態で部下が脳と伊佐津柚子とのアクセスを遮断したため、植物人間になるという内容になっています。
アイコの脳は上手くいって、伊佐津恭介の脳は自分の欲望に突っ込みすぎたため、意識ごと持っていかれ植物人間になるという状態になっています。
まとめ
今回A.I.C.O. Incarnationの人気の秘密と魅力を紹介しながら、面白いか面白くないかを紹介しましたが、結果的に面白いと思います。
何故なら語られない部分や謎が多く、その内容を知ってからもう1周するとさらに面白くなりますし、監督が2週見させるように仕込んだネタではと思ってしまうくらい良く出来ています。
私なりにA.I.C.O. Incarnationの人気や魅力を紹介してきました。何ご意見あればどしどしコメント下さい。
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