ギャルと恐竜の伏線考察まとめ!蒼井翔太の持っていた本と恐竜の正体について考えてみた

ギャルと恐竜の伏線考察まとめ!蒼井翔太の持っていた本と恐竜の正体について考えてみた アニメ
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ギャルと恐竜のアニメを全て視聴しました。(放送休止となる7話まで)

アニメパート以外は基本的に急激な展開が当たり前の本作。

その急展開には、一体どのような伏線が折り込まれていたのか?

それとも全く伏線を無視したトンデモ作品なのか?

ギャルと恐竜については、以下の3点について考察したい事がありました。

  • 実写パートに出てきた「青の本と赤の本、そして本の持ち主」について
  • 恐竜の正体とは
  • 主題歌の歌詞から見る「ギャルと恐竜」の世界

それぞれについて、改めて考察をしてみました。

 

青と赤の本とは一体何だったのか?

本作で最も不思議で、伏線を感じさせる存在は、間違いなく実写パートに登場した、「青の本と赤の本」でしょう。

1話目から意味深な登場をし、視聴者に衝撃を与えたこの本について、考えていきます。

 

青の本と赤の本が登場してきたシーン

青の本と赤の本が出てくるのは、実写パートのみとなっています。

それぞれの本が登場する回と、その時本を持っていた人物についてまとめてみました。

 

【1話】青の本/所有者:蒼井翔太

【2話】青の本/所有者:蒼井翔太→恐竜→楓→ゴミ箱に捨てられる

    赤の本/所有者:大家さん

【5話】青の本/所有者:恐竜→炎の中に捨てられ、燃やされる

 

青の本については計3話、赤の本については1話の登場回数となりました。

本については、第二話で蒼井翔太が大家の持つ「赤の本を見た時」の激しい動揺から考えるに、存在が非常に特殊なものということが判断つきます。

 

加えて、蒼井翔太のことは恐竜も見栄晴も認識出来ておらず、唯一認識できたのは、大家のみでした。

それはまるで、蒼井翔太が違う次元に存在していることを示唆しており、同時に大家もまた、違う次元の人物であることが考えられます。

 

ここまでのことから、「青の本と赤の本」特殊な本を持つことができるのは、特殊な能力を持った人物であるという推測が立ちます。

 

ですが、第二話や第五話では、青の本が恐竜の手に渡っているのです。

つまり、この本は譲渡が可能な本であると判断してもよいでしょう

 

また、更に考察できることとして、青の本は複数冊存在していることが考えられます。

何故なら、第二話で楓がゴミ箱に捨てた青の本が、第五話で恐竜の手元に渡っていることが見て取れるからです。

 

もし仮に、楓が捨てた青の本を恐竜がゴミ箱から取り戻したのであれば、本を燃やすという行動は取らないでしょう。

恐竜は、2話から5話までの間で、何者かから青の本を受け取ったのではないでしょうか。

 

本の能力について

謎の多い青の本ですが、その能力についても見ていきましょう。

 

青の本の能力が使用されたのは、第二話のみです。

第二話では、蒼井翔太が青の本に書いた日付にタイムスリップするという演出がされていました。

 

このことから、青の本には時を巻き戻す力があると言えます。

 

では、赤の本の能力とは一体何なのでしょうか?

答えは分かりません。

大家が赤の本の所有者であることは見受けられたのですが、実際に本を使っている様子は見られなかったからです。

 

また補足ですが、青の本を使用して時を戻す為には、本のページに日付だけを記入するだけで実行が可能です。

 

「日付だけが書かれた本」を受け取っても、ノートとしては使えません。

恐竜からそんな本を受け取った楓が、そのままゴミ箱に捨ててしまう気持ちも理解ができます。

 

蒼井翔太は一体何がしたかったのか?

結局蒼井翔太は、何故見栄晴と恐竜の元に来たのでしょうか?

 

考えられるのは以下の二点です。

①見栄晴を救いたかった

②恐竜を楓の下に行かせたかった

 

①についてですが、かなり濃厚な説だと考えられます。

何故なら、1話では見栄晴らしき人物と、蒼井翔太が一緒に写っている昔の写真が映し出されており、両者は面識があると推察できるからです。

 

何度救おうとタイムスリップを行っても、腹痛に倒れてしまう見栄晴。

悔しそうにする蒼井翔太が印象的でした。

一体、ナニンズ・ゲートなんだ…

 

見栄晴が倒れる起点となる、2019.12.25に何度もタイムスリップを行っていることからも、①の理由が濃厚だと考えられます。

 

次に、②についてですが、これはアニメパートの一話に繋がる0話的な立ち位置と考えると、辻褄が合いそうです。

 

恐竜が見栄晴の元に居続けてしまっては、ギャルと恐竜の物語は進みません。

 

何度もタイムスリップを行っていたのは、恐竜と見栄晴が出会わない世界線に到達する為だったのではないでしょうか?

 

恐竜と見栄晴が出会わない世界線に無事に到達したことにより、恐竜は楓に拾われることになったのかもしれません。

 

恐竜の正体とは?

ギャルと恐竜の不思議な点として、恐竜が全く持って全員に受け入れられているということがあります。

 

普通に考えれば、恐竜が街を歩いていれば、混乱に襲われるのは当然のことでしょう。

 

それぞれのパートでの恐竜の扱いを見直してみることで、恐竜の正体についても考察してみました。

 

アニメパート:全く驚かない人間たち、何故?

アニメパートの恐竜は、全ての登場人物から全く驚かれていません。

 

例えば第一話の楓の発言では、「酔って持ち帰っちゃったか、恐竜。」というものがありました。

恐竜が日常的に存在している世界でなければ、起きたばかりの頭でそんな判断に到達することはないでしょう。

 

それに加えて、コンビニ店員、友人、元カレ、その全ての人物が、まるで犬を見るかのように、恐竜が当然のものとして受け入れられている点も注目すべき点です。

 

ここまでのことから、恐竜はこの世界の色々な場所に存在しているのではないでしょうか?

 

実写パート:恐竜は有名な存在?

一方実写パートでは、アニメパートにあるような「誰にでも受け入れられている恐竜」の姿に加え、恐竜が有名であることも示唆されます。

 

それは、恐竜のグッズを公園の子供たちが持っていたからです。

 

恐竜のグッズがあるということは、普通に世界に認知されているだけではなり得ません。

何らかのメディアで恐竜が人気であるのでしょう。

 

もしくはただの宣伝か………

 

恐竜の正体はプラキオサウルス?

恐竜の正体として、その見た目からプラキオサウルスと推測しています。

 

プラキオサウルスには、以下のような特徴があります。

〇首が長い(合致)

〇前足が後ろ足より長い(合致)

〇完全に陸生の恐竜(合致)

〇小食で、草食(一部合致)

 

見た目と特性については合致していますが、草食については若干ズレが生じています。

何故なら、恐竜の好物はカップラーメンだとHPでも明記されているからです。

 

実際にカップラーメンをプラキオサウルスに渡したときの記録がないため、判断しかねる点ではありますが、概ねプラキオサウルスと一致していると言って過言ではないでしょう。

 

主題歌・EDから見る「ギャルと恐竜」

最後に、ギャルと恐竜のアニメ主題歌とEDから、本作の世界観についても考察してみましょう。

 

主題歌/恐竜あげみざわ☆の歌詞(抜粋)

酔いすぎちゃって恐竜お持ち帰リング

萎えポヨモーニング

君とテレビウォッチング

 

令和なのにジュラ紀

へタイムスリップ

GAL with DINOSAUR

 

あげあげあげあげみざわ

あやてるとかきにゃあやてるかなら

ノリでいいじにゃんマジ卍すごい

わやろわやろわやろわやろたんにえん

マジうっけぴモード

君とか一緒お、おっけまてる水産

水産

 

1.2.3準備はいいですか?

1.2.3始まんぞ

1.2.3ここに行く

恐竜わっほい

かなりカオスな歌詞ですね。

歌詞の中身を見てみると、第一話の楓と恐竜が出会った時の様子が表現されているようです。

 

ですが、その歌詞の中に一点気になるフレーズがあります。

令和なのにジュラ紀

へタイムスリップ

 

このフレーズは、恐竜と出会った事でジュラ紀を感じることになったという楓の気持ちが読み取れますが、先ほど考察した恐竜はこの世界でありふれたものという自称と若干矛盾してしまいます。

 

楓たちが実際にジュラ紀へタイムスリップしているとは考え難い為、悩まないギャルの深い意味はない歌詞として推測します。

ED歌手は実写パートの大家の双子の姉「高橋 竜子」さん

エンディングテーマを歌うのは、実写パートで大家を演じた、「高橋 洋子」さんの双子の姉である、「高橋 竜子」さんです。

 

高橋 竜子さんのプロフィールは、公式で以下の様に記載されていました。

生年月日、トップシークレット。前世は力士。その頃、馬鹿力を生かし左右の肩に老夫婦を乗せ火事現場より救出した経験を持つ。今世での仕事はセレクトショップのオーナー。時々手相を見るなど占い師としての一面も持つ。双子の妹は歌手の高橋洋子。小さい頃から予知能力があり、妹のデビューも予言していたが自分の事はまったく当たらない。

 

紹介文から見ても、これはネタだと容易に判断できますね。

 

特にここは考察が不要そうです。

 

SNSでの考察

 

 

まとめ

ギャルと恐竜の考察をまとめてみました。

 

ここまで書いていて感じたことが一つだけあります。

それは、

このアニメにそんな伏線なんて用意されていない

という身も蓋もないことです。

 

恐らくこの作品は、深いことを何も考えず、そのカオスっぷりを存分に楽しむべきでしょう。

 

是非、アニメ本編もあなたの目で確認してみて下さいね。

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