2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」本編も、いよいよ最終話が近づいてまいりました。
そこで今回は「シュガーポケッツ」に所属するシャンペのキャラクター性とストーリーの中でメンバーのために貢献してきた過程を紹介していきます。
「シュガーポケッツ」の詳細は以下の記事をご覧ください。
シャンペのキャラクター性と能力
まずはシャンペのキャラクター性と能力を紹介していきます。
愛らしい見た目と性格で年上たちから好かれる
その愛らしい見た目と併せ持つ甘え上手な性格により、年上の生徒たちから可愛がられています。
所属しているキャバレー部では、その可愛さと人気が本物と言わんばかりにナンバーワンの指名本数を誇っているのです!
第5話で他の班(ユニット)と合同で怪奇現象の調査に出発した時には「この花は乙女」のツバキや「Ⅳ KLORE」のエミリアににも取り入っていることもありました。
「この花は乙女」の詳細は以下の記事をご覧ください。
愛されキャラでも仲間思い
こうして年上を中心に愛される、いわゆる”愛されキャラ”な印象が強いシャンペですが、そうした外見や雰囲気からは想像できないほどに“仲間思いな一面”も持っております。
特に自分と同じ「シュガーポケッツ」のメンバーであるメアリーベリーに対しては親友や妹のように接しています。
第5話で彼女たちもまた、他の班(ユニット)と一緒に怪奇現象による調査へ向かいますが、皆よりも人一倍体力のないメアリーベリーだけが途中でバテ始めて倒れてしまいます。
「マジックアイテム作り」においては学院内でも一・二を争うほどの天才ぶりを持っている反面、体力が低いメアリーベリーはどうしても、こうした長距離を歩く遠征などには向かないようです。
そんな彼女を奮起させるため、必死に励まします。
シャンペ「頑張って!きっともうちょっとだから頑張れば・・・」
メアリーベリー「これ以上、どう頑張れと・・・?」
ラトゥーラ「無責任に『頑張れ』の言葉はダメだし!」
本人は必死に応援しているつもりなのでしょうが、ここはラトゥーラの言い分の方が正しく、シャンペもまた注意を受けてしまうのです。
自分にとっても決して悪気があったわけではないものの、仲間思い故に時には空回りしてしまうこともあるようです。
メアリーベリーの詳細は以下の記事をご覧ください。
メンバーのことを強く心配する優しい一面も!
怪奇現象の調査が1日だけでは終わらないため、森林の中で泊まる形となりますが、翌日になるとメアリーベリーが行方不明となってしまいます。
(朝方に川辺で出会ったガーネットと
同じ調査に同行した他の班(ユニット)のメンバーも一緒になって必死に捜してくれるものの、最も心配していたのは同じメンバーであるシャンペでした。
実は意外と寂しがり屋・・・
常に明るいキャラクター性で自分の班(ユニット)の中でもムードメーカー的な存在であるシャンペですが、実は意外と寂しがり屋な一面も併せ持っていたのです。
退学処分とされた「LiGHTs(ライツ)」メンバーたちが揃ってティアラの故郷へと向かった後にもラトゥーラやメアリーベリーの前でその寂しい気持ちを出してしまいます。
シャンペ「最近なんだか寂しいな〜って・・・」
自分たちとは違う班(ユニット)であるとはいえ、同じフローラ女学院の生徒として一緒に行動してきた仲間であることを認めていたことが分かると思います。
シャンペが貢献してきた過程
ここからは「シュガーポケッツ」が自分たちのオルケストラを披露するまでに至る中でのシャンペが残してきた功績について触れたいと思います。
不安になるメンバーの背中を後押し!
第5話では怪奇現象の調査とティアラたちもそれに参加を賭けた「Sadistic Candy」とのスゴロク勝負がメインでした。
そのため見落としてしまっているファンや視聴者も多いかと思いますが、自分たちのオルケストラに対して不安ばかり抱き続けているメアリーベリーに勇気を与えようと励まします。
シャンペ「頑張ってることを笑う人なんて、いないよ!」
この時と冒頭場面で決定的に違っているのが無闇に「頑張れ」とは言わなかったことです。
その後にメアリーベリーもまた、ガーネットとの出会いや介抱を得て、やっとオルケストラを披露する決意をつけられたのです!
他の生徒たちと一緒にティアラたちを手伝うように!
自分たちの退学をかけて、第8話でティアラたち「LiGHTs(ライツ)」もオルケストラを披露することを宣言し、クロエ理事長からも許可をもらえたことにより当日に向けて練習に励むものの、ステージ上で使う照明や音響装置も準備しなくてはなりません。
本番までの練習に忙しいティアラたちを「Ⅳ KLORE」と一緒に「シュガーポケッツ」も準備を手伝います。
「Ⅳ KLORE」の詳細は以下の記事をご覧ください。
シャンペの場合、メアリーベリーのような「マジックアイテム作り」の能力もラトゥーラのような衣装作りの能力もないものの、ティアラと一緒に荷物運びをするなど、自分でも出来ることで手伝うことにより自分なりに役立とうと奮闘していたのです。
ティアラの詳細は以下の記事をご覧ください。
最終話での立ち直りからの奮闘に期待
本作品のテレビアニメも、あっという間に最終話を迎えますが、ラトゥーラを通して聞かされた「フローラ女学院やマームケステルの街に魔獣の大群が迫ってきている」ことに対して、これまでに見せてきた明るい性格とは想像も出来ないほど弱気になってしまいます。
シャンペ「何とかなるわけない!」
初めて聞かされた時はラトゥーラやメアリーベリーから説得されても、どうしようもない状況であることを悟ってしまったことにより、2人の前から飛び出してしまいます!
それでも飛び出していったマームケステルの街中で男性の住人たちがケステル祭の会場準備に励んでいる光景を見たことで皆が本当に楽しみに待ち望んでいることを思い知らされます。
(ちなみに、この時点では街の一般市民たちには魔獣の件はまだ一切知らされておりません)
そんな光景を見ている最中に2人が追いかけてきて、その2人に対して本音を打ち明けますが・・・
メアリーベリー「前に(第5話)言ってくれたよね。『失敗したっていい、まずは頑張ることだ』って・・・」
シャンペ「逃げちゃダメなのは分かってる!分かってるけど・・・」
頭では分かっていても気持ちの方では逃げ出したい思いがまだ完全には断ち切れてはおりません。
そんな彼女に対して、ラトゥーラが背中を叩く形で激を飛ばしてくれるのです!
ラトゥーラ「1人で出来ないことでもウチ(自分)もいる、メア(メアリーベリー)もいる。そのことを忘れないでほしいな」
これまでにない最大の危機を前に無意識のうちに1人だけで背負い込んでしまっていたシャンペも同じメンバーたちから勇気づけられたことによって「自分たちが出来る限りのことをやるだけだ!」と一緒に決意するのでした。
これまでに自分が勇気づけてきたメアリーベリーとは完全に真逆の立場になってしまいましたが、こうして仲間たちから励まされて危機を乗り越えてやろう決意した、この瞬間はシャンペが1つ成長したことになるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「シュガーポケッツ」に所属しているシャンペのキャラクター性と能力を辿りながら、これまでの行動や交流による成長について考察してみました。
- 愛らしい見た目と性格で年上たちから好かれる。
- 所属するキャバレー部では、ナンバーワンの指名率を誇る。
- 同じメンバーであるメアリーベリーを励ましたり心配してくれることが多い「シュガーポケッツ」のムードメーカー的な存在でもある。
- 最大の危機を前にして弱気な一面も見せてしまうものの、その後に小さな成長ぶりを見せる。
魔獣の大群の前ではラトゥーラやメアリーベリーたちと共に「自分たちの出来る限りのことを・・・」をモットーに無理しない程度に頑張りほしいものですね。
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