2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」本編も、いよいよクライマックス突入です!
主人公ティアラの姉であると同時に伝説的ユニット「RAY」でリーダーを務めていたエリザのの理事長を務めているクロエのキャラクター性と驚異的な魔力に迫りたいと思います。
エリザの正体とキャラクター性
まずはエリザの正体(過去)とキャラクター性に触れてみたいと思います。
エリザの正体と過去
伝説的ユニット「RAY」のリーダーとしてクロエたちを率いており、引退やユニット解散後も“真紅の歌姫”という異名と同時に現在でも語り続けている偉大な女性です。
ユニット解散後は故郷に戻り、ウェールランドの第一王女としての責務を果たすかのように生活しております。
妹ティアラには優しさと厳しさを併せながら接していく
伝説の魔女として君臨してきたエリザは本作品の主人公であるティアラの姉でもあります。
幼い頃のティアラは身体が弱く、よく寝込んでしまうことも多かったのですが、そんな妹に対して自分の歌を聴かせてくれる優しいお姉さんでした。
しかしティアラが成長してからは一転して厳しいお姉さんへと変わってしまいます。
妹が自分に憧れて魔女を目指すようになったり、そのためにフローラ女学院への編入を決意した時にも強く反対しておりました。
その厳しさはティアラが退学となって故郷に戻ってきてからも変わりません。
ティアラ「私は魔女になりたい。お姉ちゃんみたいになりたかったの・・・」
エリザ「魔女は憧れだけでは、なれないわ!」
まるで結果を分かっていたかのように告げますが、エリザ自身もまた「RAY」を率いて活動していた頃は決して楽しいことだけではなく、その中で辛いことや悲しいことも多く経験してきたのでしょう。
こうした厳しい態度や接し方も、愛する妹を自分のような辛い境遇におかせたくないという“優しさ”から来ているのではないでしょうか。
そうした優しさは第10話でティアラに会うために潜入してきたロゼッタたちの罪を不問として自分の妹と引き合わせてくれた場面からも垣間見えたと思います。
ティアラの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://animegaphone.jp/lapili-thiara/
ユエにとっても憧れの女性
フローラ女学院でトップに君臨している「super nova」でリーダーの座に君臨しているユエが魔女を目指すキッカケを作り出した存在も実はエリザだったのです。
ユエがまた幼き頃、彼女の故郷であるリュウトが魔獣たちの侵攻を受けて危機に瀕していた時に駆けつけて救出してくれたのが現役で活躍中だった「RAY」でした。
エリザ達によるオルケストラで瞬く間に魔獣たちを退けた後もエリザだけは残り、しばらくの間はリュウトに滞在しながらユエに歌を教えていたのです。
この数日間の中でユエから憧れの存在として見られるようになりすが、エリザの方もまた自分の妹とほぼ同じ年齢のユエに対して、まだ幼きティアラの面影を見ていたのでしょう。
しかし、こうした楽しい師弟関係の日々はすぐに終わりを迎えてしまいます。
エリザ「本気で魔女になりたいのなら、フローラ女学院の門をたたくといいわ!」
この時点でユエがフローラ女学院への入学を決意した理由だけでなく、妹であるティアラに対しては特に厳しく接する真意も明らかにされました。
ちなみにエリザとユエが一緒に過ごした場面においてはアニメ版の本放送開始時に発行されたコミック版でも描かれております。
ユエの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://animegaphone.jp/lapili-yue/
エリザの驚異的な魔力
ここからは“伝説”とまで謳われているエリザの魔力に迫っていきます。
研究熱心な性格も強い魔力の要因に?
第8話でティアラが自分たちのオルケストラを披露することへの許可をもらうべく、クロエ理事長に会いに行きます。
クロエもまた、かつては「RAY」のメンバーとしてエリザと一緒に活動してきた1人の魔女です。
ティアラを見る度にエリザの面影が浮かんでしまうクロエが自分たちがフローラ女学院に在籍していた頃の話を始めます。
生まれつき高い魔力に恵まれていたエリザですが、それでも新たな歌や魔法への研究は欠かさず、同じメンバーたちからも「研究熱心な性格」であることを認知されておりました。
天才なだけでなく、こうした日々の努力も怠らない性格もまた、エリザの魔力を高めていた要因であったのでしょう。
圧倒的な魔力を披露!
エリザの高い魔力は引退して故郷に戻ってからも衰える様子を見せてはおりません。
第10話でティアラに早く会いたいがためにお城へと潜入した「LiGHTs(ライツ)」のメンバーたちですが、その途中で騎士たちに見つかってしまったアシュレイとリネットが逃げている最中にエリザとはち会ってしまいます。
まずはアシュレイの方が速攻で持ち前の魔力を振り絞って攻撃魔法を放ちますが、全く通用せず反対に彼女自身の方が吹き飛ばされてしまいます!
リネット「まさか!?あなたは・・・」
その圧倒的な魔力を見せられた時点で、リネットが自分たちの前に立ちはだかっている赤い髪の女性こそがエリザであることに気づきます。
それでもエリザの方は冷たい眼差しでリネットを見つめてきます。
リネットの方もその場しのぎながらも自分なりの作戦と魔力を振り絞って攻撃を仕掛けますが、これもまた一切通用せずに敗れてしまいます。
この短い戦闘シーンを見ただけでも、エリザによる”伝説”が伊達ではないことを実感させられてしまいますよね。
エリザによる圧倒的な魔力の前に絶体絶命の瞬間を迎えてしまうのですが・・・
エリザ「警戒を解いて構わないわ」
この2人がフローラ女学院でティアラと一緒に行動してきたメンバーであることが分かった途端に騎士たちを退けて警備も解除してくれるのです。
ティアラが自分の部屋で1人で過ごしている時にドアからノック音が聞こえた矢先、途中で合流したロゼッタとラヴィも含めた4人が入ってきたことで思いがけぬ再会を果たせたのです!
フローラ女学院内でも落ちこぼれ的な立ち位置だった「LiGHTs(ライツ)」メンバーたちが魔力で敵うべくはないものの・・・ティアラと同じメンバーで共に行動してきた彼女たちの熱い思いはエリザの心を少しは動かすことに成功したのでは、ないでしょうか。
今後も魔女たちの良き導き手に!?
ティアラとメンバーたちを再会させてくれたエリザですが、同じ頃フローラ女学院や街に最大の危機が訪れようとしておりました。
それは多くの魔獣たちが街や学院に向かって侵攻を始めていることであり、いち早く察知したクロエ理事長が立てた対策とは、もうすぐ開催されるケステル祭に参加する班(ユニット)たちに対して、オルケストラにより撃退することでした。
クロエの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://animegaphone.jp/lapili-kuloe/
魔獣の侵攻と聞いては誰もが冷静でいられるはずもなく、ましてや幼き頃に自分の故郷を侵攻されたユエにとっては何に変えても絶対に食い止めなければならない事態と考えるはずです。
この状況においては、かつては同じ「RAY」のメンバー同士であると同時にユニットが解散した現在においても交流が続いているエリザにも伝わっていると思われます。
そして、またティアラも自分の邸宅内でフローラ女学院の危機と知っては黙っていられるはずもありません。
こうした最大の危機の中で、この2人を導いてくれる存在とは・・・ユエにとってもティアラにとっても憧れの存在であるエリザ以外には考えられないのではないでしょうか。
まとめ
今回は伝説的ユニット「RAY」のリーダーとして君臨していたエリザの過去やキャラクター性と、その圧倒的な魔力に迫ってみました。
- 伝説的ユニット「RAY」のリーダーであり、主人公ティアラの姉でもある。
- 成長後や故郷に戻ってからのティアラへの厳しい接し方もまた、自分の妹を想う故の優しさでもある。
- エリザの圧倒的な魔力は伊達ではなく並の魔女では、まるで歯がたたない!
- 幼き頃のユエとは期間限定の師弟関係を築き、彼女をフローラ女学院に通わせるキッカケも作った。
高い魔力だけでなく、持ち前の品性や優しさもまた、エリザが引退した現在でも”伝説”とまで謳われている要因なのでしょう。
今後はフローラ女学院の危機に立ち向かおうとするティアラとユエの良き導き手となってくれることに期待したいですね!
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