2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」本編も、いよいよ最終話が近づいてまいりました。
そこで今回は「シュガーポケッツ」に所属するメアリーベリーのキャラクター性と能力を紹介すると共にティアラたちとの交流を経ての成長ぶりも振り返っていきたいと思います。
「シュガーポケッツ」の詳細は以下の記事をご覧ください。
メアリーベリーのキャラ性と能力
まずはメアリーベリーのキャラクター性から触れてみたいと思います。
極度の人見知り
本作品の中ではNo.1と言っても過言ではないほど、極度な人見知りキャラです。
その人見知りさ加減は半端なく、普段の会話にも「ベリーボード」と呼ばれるマジックアイテムを持ち歩いており、人との会話もそのボード越しでないと出来なくなってしまう程です。
マジックアイテムの天才!
そんな人見知りキャラとして登場したメアリーベリーは、そんな性格が災いしてファンや視聴者から”コミュ障”の烙印を押されてしまったのかもしれません。
しかしメアリーベリーもまた、他人を遥かに凌駕する程のズバ抜けた能力も持っております!
それが「マジックアイテム作り」であるわけですが、こうした”物作り”に長けているキャラクターとして「LiGHTs(ライツ)」のアシュレイを真っ先に彷彿する人もいるかもしれません。
ただ同じ物作りでも、その作る物は決定的に違います。
せっかくなので少し比べてみましょう。
アシュレイ | 洋服やトートバックなど |
メアリーベリー | マジックアイテム |
アシュレイが裁縫によるアナログ的な物であることに対して、メアリーベリーの方はマジックアイテム故にかなりデジタル的なのです。
こうして見るとメアリーベリーの方はマジックアイテムだけでなく、機械いじりなどにも長けているのかもしれませんね。
アシュレイの詳細は以下の記事をご覧ください。
メアリーベリーの成長過程
極度の人見知りキャラとして登場しとメアリーベリーですが、ティアラたちとの交流によって少しずつ変わっていきました。
ここでは、そんな彼女が変わるキッカケとなった出来事や成長過程を振り返ってみたいと思います。
成長のキッカケは怪奇事件の調査から
ここまで内気なメアリーベリーが変わり始めるキッカケとして第5話で他の班(ユニット)と一緒に向かった怪奇現象による調査中でのガーネットとの出会いが始まりだったように思えます。
ガーネット自身は幽霊少女で両脚のみ実体がない状態でありながらも本人には自分が幽霊である自覚すらありませんが、そんな彼女の姿を見たメアリーベリーの方はそうはいきません。
ガーネットの詳細は以下の記事をご覧ください。
怯えるままガーネットの屋敷へと連れ去られてしまうものの本人はいたって無事であり、自分を捜しに潜入してくれたティアラやエミリアたちと合流した後には同行してくれたシャンペと共に先に帰ってしまったため、この時はあまり深く交流することはありませんでした。
しかし同じメンバーであるシャンペだけでなく、他の班(ユニット)であるティアラたちも自分のことを心配して捜索に来てくれたことへの恩は忘れてはおりません。
自分たちのオルケストラで自信もつくように!
怪奇現象の調査から皆と一緒に無事に生還してこれた後にメアリーベリーが変われる大きな転機を迎えます。
それが第7話で実現された自分たちのオルケストラでした。
メアリーベリー「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」
普通は自分のたちのオルケストラを見に来てくれた生徒たちや街の住人たちにご挨拶となると、リーダーであるラトゥーラが行うものであり、初めてのステージなら尚更です。
あの内気で人見知りな性格であったメアリーベリーが大勢の観戦者たちの前で自分から謙虚にご挨拶した、あの瞬間こそが一歩成長したことの証だったのではないでしょうか。
さらに、この場面でもう1つ注目いただきたい点として、この時には今まで常用してきた「ベリーボード」を持たずに話した末にラトゥーラたちと一緒に歌った点でしょう。
ティアラたちにも自ら進んで協力するように
自分たちの退学をかけて、第8話でティアラたち「LiGHTs(ライツ)」もオルケストラを披露することを宣言します。
これを聞いて他の班(ユニット)のメンバーたちも協力してくれるようになる中、メアリーベリーも例外ではありません。
オルケストラを披露するには歌やダンスの練習だけでなく、ステージで使用するための照明や音響装置にも魔力を込めておかなければなりません。
照明や音響装置にも魔力を込めるためには「魔導力学」の知識が必要とされますが、今の「LiGHTs(ライツ)」メンバーにはそこまで出来る知識がないのですが、そんな時にメアリーベリーが現れます。
メアリーベリー「手伝おうか?」
「マジックアイテム作り」が得意な彼女にとって、「魔導力学」は自分が最も得意とする分野です。
ティアラ「ありがとう!凄く助かるよ」
メアリーベリー「『ありがとう』はメアの方・・・皆には、この間(第5話〜第6話にかけての怪奇現象の調査の時)お世話になったから」
こうして自分の得意分野を活かす形で自ら協力を申し出てきたことは、“他人との協調性の表れ”も芽生えたのです。
ティアラの詳細は以下の記事をご覧ください。
落ち込むメンバーを励ますことも!
ティアラたちが退学処分とされてフローラ女学院を去った後、クロエ理事長から在籍中の班(ユニット)のリーダーたちに最大の危機が訪れていることを告げられます。
それは「このフローラ女学院やマームケステルの街に魔獣の大群が迫ってきている」というものでした!
その報告は各リーダーから同じ班(ユニット)のメンバーたちにも伝えられます。
「super nova」や「Ⅳ KLORE」のメンバーたちは臆せずに迎撃してやろうと頼もしい姿勢でいるものの、メアリーベリーが所属する「シュガーポケッツ」だけは少し違っていました。
迫りくる魔獣の大群を迎えうつためにクロエ理事長から出された作戦とは「在籍中の班(ユニット)たちによる合同オルケストラを披露する」というものでしたが、その作戦内容に対して、いつもは明るいはずのシャンペが珍しく弱気となってしまいます。
そんな彼女に対してメアリーベリーが「それでもやらなきゃ・・・」と言いかけますが、それだけでシャンペの中にある不安は消えません。
シャンペ「逃げちゃダメなのは分かってる、分かってるけど・・・」
怯えた声で告げた彼女に対して、ラトゥーラが気合いを入れるために背中を強く叩きます!
そんなラトゥーラの行動を見たメアリーベリーもまた後押しするのです。
メアリーベリー「たまには頼ってほしい・・・かな」
以前までならメアリーベリーの方が弱気になり続けて、シャンペから励まされたり発破をかけられるパターンが普通でしたが、この時には2人の立場が完全に逆転してしまっていたのです!
初登場の時からは想像もつかない成長ぶりを見せてくれたメアリーベリーですが、そういう意味では本作品の中では最も成長したキャラクターと言えるのかもしれません。
最終話での活躍にも期待!
本作品のテレビアニメも、いよいよ最終話を迎える形となりましたが、最後にメアリーベリーへのさらなる成長を願う意味でも魔獣の大群に対しての活躍ぶりも考察してみたいと思います。
ここまで成長してきた彼女ですが、やはり自作したマジックアイテムを駆使しながら魔獣たちを足止めするような形でラトゥーラやシャンペ、そして他の班(ユニット)メンバーたちをサポートしてくれるのではないでしょうか。
まとめ
今回は「シュガーポケッツ」に所属するメアリーベリーのキャラクター性と能力を辿りながら、最終話までの成長過程に迫ってみました。
- 「魔導力学」の知識があり「マジックアイテム」を作ることを得意としている。
- 初登場時は内気で人見知りな性格だったが、ティアラたちとの交流を経て積極性を持つ形で成長してきた。
- 最終話でも魔獣の大群を相手に活躍してくれることに期待!
本作品の中で最も成長してきたと思われるメアリーベリーですが、今後も更なる成長を願いたいものです。
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