2020年夏の新作アニメとして放送および配信開始中の「ド級編隊エグゼロス」第9話で初登場した銀杏木よなと大河橙馬により、トーキョー支部のエグゼロスもついに勢揃いしましたね!
せっかくの機会なので、メンバー紹介も兼ねて、今後の気になる展開にも触れていきたいと思います。
トーキョー支部のエグゼロスとは?
雲母たちサイタマ支部とは別にトーキョーを拠点としながら、キセイ蟲退治の任務に励んでいるヒーローたちです。
叢雨紫子を始め、サイタマ支部よりも少しクセの強いキャラクター性や“H(エ)ネル”源を持っていることも大きな特徴の1つとして挙げられるでしょう。
トーキョー支部メンバーを紹介
まずはトーキョー支部のメンバーたちを簡単に紹介していきます。
叢雨紫子
コギャル風な外見の女子高生で、その派手な見た目に負けない活発な性格で、真っ先にキセイ蟲との戦闘に飛びかかっていきます。
これまでの戦いの中で積み上げてきた体術は強さ・スピードともに他メンバーやサイタマ支部を大きく上回ります。
中学生の頃までは“多感症”に悩まされてきましたが、エグゼロスに加入することの条件と引き換えに克服した結果、現在では何に対しても感じられない体質に変えられてしまいますが、烈人と繰り広げた「XEROゲーム」がきっかけで彼を自分の“H(エ)フレ”にしようと動き出します。
若草萌萎
紫子とは違う意味でコギャル風な外見といつもかけている少しオシャレ性の高いマスクをかけていることがトレードマークの女の子です。
通学中や任務中では紫子と一緒に行動していることが多いのですが、基本的には紫子の方が主導権を握って彼女を引っ張っている印象が強いことも特徴です。
いつも装着しているマスクの影響からか、紫子に比べると口数は少ないものの、かなり毒舌な台詞が混ざっています。
サイタマ支部の百花とは同じ中学校の出身による顔見知りのため、彼女に対しては持ち前の毒舌が更に強まります。
銀杏木よな
黒髪ロングに黒縁メガネをかけているのが特徴でトーキョー支部のまとめ役を担っています。
紫子や萌萎とは大きく違う地味な外見と印象により、家でも学校でも“絵に描いたような優等生”タイプのキャラクターですが、本人はそのことに嫌気がさしており、エグゼロスへの加入を機に自分のキャラ変えを目論んでいましたが・・・トーキョー支部の中でも結局はまとめ役のポジションから逃れることはできませんでした。
“H(エ)ネル源”は「背徳感」です。
大河橙馬
銀杏木よなと同じく、第9話での「テッポウナマコ」駆除の任務を機に初登場した唯一の男子メンバーです。
しかし、そのナヨナヨした表情や身体つきは同じ男性キャラでもサイタマ支部の烈人とは至って正反対なタイプのキャラクターと言えるでしょう。
彼の“H(エ)ネル”源もまた少し特殊なタイプであり、なかなか溜まりにくいことが原因で紫子たちからは“お荷物的存在”とされてしまいます。
そんな自分を変えて皆の役に立ちたい一心で烈人に弟子入りを悲願します。
実は5人目も・・・?
第9話で初登場を果たした銀杏木よなと大河橙馬により、トーキョー支部のエグゼロスもやっと勢揃いしたかのように見えましたが、実はまだ見ぬ5人目の存在もあったのです!
この5人目に関しては、また後ほど書いていきます。
トーキョー支部の能力と”H(エ)ネル”源
ここからはサイタマ支部の雲母たちよりもクセの強い紫子たちの能力や”H(エ)ネル”源に迫っていきたいと思います。
最初の紫子から異質な対決に!
アニメ版でトーキョー支部が初登場したのは第7話での紫子と萌萎の2人でした。
廃電波塔で雲母たちよりも早く潜入してキセイ蟲を倒してしまっている程の強さを誇る紫子ですが、この時の彼女たちはサイタマ支部と一緒に暮している女王の子供(チャチャのこと)を捕獲する指令も受けていたのです。
奪いにくる2人に対して対抗する烈人ですが、完全に戦い慣れしている紫子の体術やスピードには全く歯が立ちません!
アッサリ倒された後でも必死にチャチャを取り戻そうとする烈人に紫子が提案した勝負こそが「XEROゲーム」でしたが、これがかなり異質な勝負内容だったのです。
「”H(エ)ネルギー”を先に感じた方が負け」というルールの元で始まった勝負は多感症を克服した紫子の方が圧倒的に有利な状況で進みます。
しかし萌萎から何とか逃れたチャチャの起点によって起きた烈人の獣化(ビーストモード)によって思いがけぬ逆転負けをさせられますが、もしもチャチャよ機転がなかった場合には紫子の圧倒的な勝利で終わっていたことでしょう。
橙馬のH(エ)ネルギー弾
紫子と萌萎より少し遅れる形で登場した橙馬の”H(エ)ネル”源も自分でも言っているとおり、少し異質なものとなっております。
橙馬「そう、僕の”H(エ)ネル源”・・・それは第三者視点での”H(エ)ネルギー”鑑賞!」
自分はあくまでも”第三者”の立場でなければ”H(エ)ネルギー”を感じられないのです。
かなり回りくどい”H(エ)ネル源”であるものの、それが上手くいった場合には、みるみる”H(エ)ネルギー”が溜まっていき、腰ベルトとして装着しているエグゼロスから発射されるH(エ)ネルギー弾は、かなり強大な威力を誇り、「テッポウナマコ」の親玉として登場したナマ蟲を一撃で撃破してしまう程でした!
ただ、彼のH(エ)ネルギー弾は完全に万能とまでは言い切れず、”H(エ)ネルギー”が限界点まで溜まると同時に自分の意思に関係なく発射されてしまうところが欠点でもあります。
まとめ役による背徳感
まとめ役の銀杏木よなの”H(エ)ネル源”は秋葉原のゲーセンで烈人のプレイ中に「背徳感」であることが判明します。
さらに烈人がVRゲームを堪能中に自分の”H(エ)ネルギー”補充の目的で披露したものの最後には彼に助けられる形となってしまいます。
ある意味では先の2人以上に解り難い内容の”H(エ)ネル源”かもしれませんね・・・。
最後の5人目の謎に迫る!
第9話で見事にナマ蟲を倒した後も、サイタマ支部とトーキョー支部の交流は続いていき、良きライバル関係を築きます。
その後も全員揃っての秋葉原めぐりや、雲母と烈人による安らぎの一時を経た後は意外な形でキセイ蟲の女王と戦う展開へなだれ込んでいきます!
チャチャの母親であると同時にキセイ蟲のボス的存在である女王の強さや能力は、これまでに退治してきた敵たちとは比べものになりません。
それでも烈人と雲母によって勝利をおさめ、普通ならこれで地球に平和が戻ってハッピーエンドになるのでしょうが、本作品では思いがけぬ急展開を迎えます!
勝利した2人の前に、漆黒のメイド服を身に纏ったミステリアスな雰囲気を醸し出す少女が現れます。
その女性の耳にもまた、自分たちと同じエグゼロスが装着されていることに気づき、烈人は肌金荘の温泉で橙馬から聞いた話を思い出します。
烈人「なんでトーキョー支部は5人じゃなくて4人なんだ?」
橙馬「メンバーが決まる前にエグゼロスが1つ行方不明になっちゃったんだって・・・」
橙馬から出た「行方不明」の言葉と、その少女が耳に装着しているエグゼロスが烈人の脳裏の中で一致したのです。
この少女の名は「宵月曙」・・・「漆黒のエグゼロス」とも呼ばれる彼女は女王との戦いで”H(エ)ネルギー”を使い果たした烈人や雲母を軽く退けてしまう程の強さを誇ります。
しかし、その後には雲母たちのクラスに編入してきて皆とも放課後に一緒に遊んだりと少しずつ絡んでいく展開となってしまうため、完全に敵とは言い切れないのがまた難しいところですね。
まとめ
今回はトーキョー支部メンバー紹介も兼ねて、クセの強い能力や気になる5人目について迫ってみました。
- 第7話での初対面時には完全に敵同士な印象が強かったものの、第9話での共闘をきっかけに良き協力関係とライバル関係へと変わっていく。
- 紫子・橙馬・よな、それぞれがサイタマ支部以上にクセの強い”H(エ)ネル源”と能力を持っている。
- 最後の5人目は女王戦の後に登場する。
サイタマ支部以上にクセの強いトーキョー支部のエグゼロスですが、今後も雲母たちとより良い協力関係やライバル関係を築いていってほしいものですね!
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