「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」(略称は「キミ戦」)ですが、本作品の放送開始に備えてヒロインのアリスリーゼが所属する「ネビュリス皇庁」のメンバーたちを紹介していきます。
「ネビュリス皇庁」とは?
“星霊”と呼ばれる超常の力を駆使して「帝国」との戦争を続けることで“魔女の国”と呼ばれながら恐れられている国であり、本作品のヒロインであるアリスリーゼの生まれ故郷でもあります。
現在は彼女の母親であるミラベアが頂点に君臨して魔女たちを指揮しております。
「ネビュリス皇庁」メンバー紹介
ここからは「ネビュリス皇庁」のメンバーを紹介していきます。
アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世
本作品のヒロインであり、ネビュリス皇庁の第二王女です。
年齢は17歳で主人公イスカより、1つ年上となります。
彼女が使いこなす強大な氷の星霊により、帝国からは“氷禍の魔女”の異名で恐れられています。
アリスリーゼが「帝国打倒」を掲げているのは、誰もが迫害されずに済む世界を作るためです。
敵との戦闘中では常に感情を押し殺していますが、実は感受性豊か(特にプライベート時)で情に厚い性格なのです。
主人公イスカと出会い、惹かれ合っていくことで、その性格はさらにエスカレートしていきます。
燐・ヴィスポーズ
アリスリーゼの側近および、メイドを務めている少女です。
土の星霊使いであると同時に、武術全般に精通した武闘家でもあります。
さらに暗殺術にも長けており、その場での状況への判断能力も高いのです。
イスカに惹かれ始めてしまうアリスリーゼのために尽力するものの、彼女からの言動に振り回されてしまうことも多い苦労人でもあります。
シスベル・ルゥ・ネビュリス9世
ネビュリス皇庁の第三王女です。
灯の星霊使いで、過去に起きた出来事を映像と音声で併せて再現できてしまうのです。
以前は姉のアリスリーゼにも負けず劣らずなおてんば振りを発揮しておりましたが、現在は自分の部屋に引きこもりがちな生活を送っており、姉や母とも自分から積極的に話そうとはしません。
ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世
ネビュリス皇庁・現役の女王であり、イリーティア・アリスリーゼ・システル、3姉妹の母親でもある女性です。
星霊使いを不当に迫害してきた帝国への恨みを募らせており、その帝国を打ち破ることこそが星霊使いの悲願であると公言しております。
イリーティア・ルゥ・ネビュリス9世
ネビュリス皇庁の第一王女で、アリスリーゼとシスベルの姉である女性です。
初登場する時期は2人よりも少し遅くなりますが、かなり狡猾な上にしたたかな性格の持ち主であり、自分の目的を遂げるためには妹たちをも売ってしまうことも躊躇うことなく、実行してしまいます。
※イリーティアのアニメ版画像は現時点では、まだ公開されておりません。
「ネビュリス皇庁」メンバーが迎える展開をネタバレ
ここからは、それぞれのキャラクターたちが迎える今後の展開をあまりネタバレさせない程度に紹介していきます。
アリスリーゼ登場時と今後の展開
燐と一緒に帝国に侵入した際、釈放されてN07部隊を再結成したばかりのイスカとの出会いからアリスリーゼの運命は大きく変わります。
初対面の時には自分が得意としている“大氷禍”を放ちながら戦うものの、それ以降は中立都市でプライベートとして外出する度にイスカと行き合いながら惹かれていってしまいます。
そして“話し合い”と称して、自分からの提案をイスカに持ちかけますが、彼からの意外な返答を聞かされます。
さらに2人で一緒にいる時に襲いかかってきた魔女の始祖「ネビュリス」を始めとして、立ちはだかる共通の敵を倒すために共闘することも多くなっていきます。
燐の登場時と今後の展開
初登場時やアリスリーゼがイスカと出会ってからは彼女に振り回されたり、話し合いの最中に現れた始祖「ネビュリス」からの星霊を喰らって重傷を負ってしまうなど、災難続きな印象が強いものの、それ以降からは大きな見せ場や活躍シーンにも恵まれていきます。
中立都市エインで数度目の再会をしてしまったイスカに対し、”寛大な施し”と称して眠り薬が盛られているジュースを飲ませて拉致してしまうなど、アリスリーゼさえも予想外な行動に出てしまうのです。
この時は彼女からも顰蹙を買ってしまいますが、自分たちの国に侵入してきた「超越のアベンジャー」を迎撃する時には得意としている暗殺術や武道の実力を披露してくれます。
シスベル登場時と今後の展開
主人公イスカは物語開始の時点で帝国の「使徒聖」に就けた秀才でありながらも、帝国内で拘束されている幼き魔女を助けて脱獄させてしまいます。
実はその時に拘束されているところをイスカに助けられた少女こそが、このシスベルだったのです!
拘束される以前はアリスリーゼにも負けない程のおてんば少女だった彼女が引きこもりがちな性格に変わってしまったのも、このことも関係しております。
母親であるイザベラから命じられたことで、独立国家アルサミラへの遠征に出た中で再会したイスカを自分の護衛にしたいと思いながらも、なかなか上手く告げられずに悩みます。
そんな最中に姉のイリーティアから仮面卿を差し向けられたことにより、窮地に陥ります。
ミラベア登場時と今後の展開
娘のアリスリーゼが帝国で使徒聖(イスカ)と会って戦ったことを知ったミラベアは彼女に対して、100年間にわたって生き続けている始祖の姿を見せます。
そして星霊術の使用や戦場に出ることすら禁止します。
それがキッカケでアリスリーゼがプライベートとして外出に出てしまうことが多くなることに対して、新たな心配事が増えてしまう形になるものの、次期女王の座はアリスリーゼかイリーティアのどちらかに譲る方針で考えているのです。
イリーティア登場時と今後の展開
物語開始の時期には遠征に出ていた関係もあり、初登場する時期が2人の妹よりも遅くなってしまうイリーティアですが、そうした穴を埋めるかのように出番が来た早々から本格的に動き出します。
知り合いの仮面卿の屋敷を訪れ、彼に対して2人の妹を売ってしまうかのように遠征中のシスベルの監視役を命じてしまうのです。
まとめ
今回は本作品のヒロインであるアリスリーゼが属している「ネビュリス皇庁」の主なメンバー紹介を兼ねながら、それぞれのキャラクターたちが迎えることになる今後の展開に関しても、ネタバレさせ過ぎない程度に触れてみました。
- “星霊”と呼ばれる超常の力を駆使して「帝国」からは”魔女の国”と呼ばれて恐れられている国です。
- 100年前の戦争は始祖である「ネビュリス」が原因で勃発したものの現役の女王であるミラベアもまた、自分たちが「帝国」から迫害を受けてきたことへの恨みを募らせながら戦い続けている。
- 本作品のヒロインであるアリスリーゼは本来は倒さなければならない敵であるはずのイスカに惹かれていってしまう。
- 「ネビュリス皇庁」の第三王女シスベルこそが、1年前に拘束された状態からイスカによって助けられた少女である。
- 第一王女イリーティアは初登場こそ2人の妹たちより遅れを取ってしまうものの、その抜け目がない洞察力も相まって彼女たちの行動を見抜いて、仮面卿を差し向けてしまう。
イスカたちだけでなく、アリスリーゼたち「ネビュリス皇庁」のキャラクターたちが華麗に舞って戦いながらも、アニメ版では彼女たちが放つ星霊の数々がどのように描かれていくのかという点にも注目していきたいですね!
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