『のんのんびより』は2009年11月号~2021年4月号にかけて、「月刊コミックアライブ」で連載された超田舎にある「旭丘分校」を舞台にした物語です。
1話完結型で、「一条蛍」、「宮内れんげ」、「越谷夏海」、「越谷小鞠」が田舎ならではのハプニングや遊びを通じてホッコリした物語を見せてくれます。
そんな『のんのんびより3期』の最後の結末はどうなるのか、そしてラスト(最終回)の後はどうなるかを解説します。
のんのんびより3期の最後は2年がたったで終わる
『のんのんびより』は、1年ごとのサイクルで1期が終了しています。
なので、『のんのんびより りぴーと』最終話のタイトルが「1年がたった」になっていることを考えると、「2年がたった」というタイトルになると思った方が自然でしょう。
そして、最終話はれんげ達が成長しているという原作のシーンを詰め合わせているのではと考えます。
最終話付近でおさえておきたいポイント
- 5年前のれんげと駄菓子屋の出来事
- 5年前のひかげと夏海の出来事
- 小鞠と蛍の関係性がすごくいい
- 在校生と卒業生の熱い運動会
のんのんびより3期の最終話付近でおさえておきたいポイントは、主に上記の4つ。
それでは、各内容について、1つずつ紹介します。
【ポイント①】5年前のれんげと駄菓子屋の出来事
れんげと駄菓子屋は昔からの親しい仲なのですが、ひかげにれんちょんのことが好きだよねと問われると毎回否定しています。
しかし、このみがれんげと親しく話していると何かと理由を付けて2人を離そうとします。
さらには、れんちょんに冷たくされて半泣き状態。(´;ω;`)
素直になれない駄菓子屋はもちろんデレデレしちゃうシーンも見れます。
どっちが大人なのか疑問に思ってしまいますね。(〃艸〃)
ちなみに、劇中ではれんげが駄菓子屋を購入しに来たといって500円を出すシーンがあり、そのたびに駄菓子屋が値上げしていきます。
もう、素直に2人で暮らせばいいのにといいたくなるくらいかわいいやり取りが広げられています。
【ポイント②】5年前のひかげと夏海の出来事
劇中では、休みで帰ってきたひかげと夏海が組んで遊ぶシーンがあります。
しかし、もともとは仲が悪いのかというくらい喧嘩が絶えなかったらしいです。
ただ、5年前に行方不明になった夏海を探すためにひかげは、ある程度予想がつく秘密基地を探しますが、見つからず足が棒になるまで探し回ることがあったとか。
そして、見つけたら当然心配の意味で怒ります。
当時の夏海は遊んでいるという意識しかなかったので、ひかげの心配する気持ちが伝わっているかわからないのですが、おそらく私は伝わっていたのではと思います。
なぜなら劇中で、5年後に冬休みを利用してひかげが帰ってくるのですが、ひかげが帰ってくると聞いた夏海はぶつくさ文句をいいながらも嬉しそうな顔をしていたからです。
【ポイント③】小鞠と蛍の関係性がすごくいい
蛍と小鞠といえば、劇中ですごく仲が良いことは誰が見てもわかるくらいわかりやすいですよね。
特に、小鞠はこまぐるみの人形を作ってしまうくらい小鞠を愛でており、その愛は無限です。(〃▽〃)
そんな、蛍と小鞠の関係の良さを感じたのが、小鞠はこだわりが強く料理も失敗するほどの不器用さをカバーする蛍のナイスフォローです。
不器用な腕でありながらも必死に蛍と交換するための編み物を作ろうとする小鞠は、ついには妹の夏海に相談する始末。
しかし、助けを求めてもきちんとした編み物はできず、最後は夏海とごまかすという最終手段を選びます。
そして、いよいよ蛍と作ったものを交換する時になると、蛍が作ってきたニット帽や手袋などを見て小鞠の顔は青ざめます。
必死に、夏海とごまかそうとしますが何を言ってもバレバレ。
さすがにここまでごまかしてやるという雰囲気だしまくりだと蛍は怒るのではと思ったのですが、怒るどころか喜んでいました。
蛍の小鞠への愛はいい関係だと個人的には思いました。
【ポイント④】在校生と卒業生の熱い運動会
『のんのんびより3期』の結末付近で一番盛り上がるシーンとして運動会が考えられます。
学校なので運動会はあるのは当然な気もしますが、そもそも「旭丘分校」にはほぼ登場しない越谷卓を含んでも5人しか生徒がいません。
普通に考えて学級崩壊レベルの人数なので、正直一生運動会はないなと考えていたのですが、まさか「在校生VS卒業生」とくるとは思いませんでした。
もう、他校戦みたいになっていて運動会ではないような気がします。(´;ω;`)
そして、運動会を盛り上げてくれるのは在校生の夏海と卒業生のひかげ。
普段からお互いを高めあうために喧嘩が多いせいか、運動会は雌雄を決するために最適な舞台のようです。
ハンデがすご凄すぎる
今回「在校生VS卒業生」という設定なのですが、当然ですが大人と子供レベルの戦いでフェアではありません。
そこで、儲けられたのが卒業生に対するハンデ。
リレーでいうと在校生は5周に対して、卒業生は6周です。
絶対に無理ゲーだろと考えていたのですが、卒業生も意外に足が速く、結構張り合っていることに驚きました。
ただかわいそうなのが小鞠で、身長が140cm未満なので、中学生だとしても全く在校生側の戦力になりません。
おまけに空気抵抗のせいか、走るのが遅く次々に抜かれていきます。
リレーはチームワークなので、小鞠の遅れを誰かが取り戻せばいいのですが、ちょっとカバーする側がかわいそうって感じました。(´;ω;`)
優勝賞品は鉛筆1ダース!?
さすがに運動会となると優勝賞品も豪華だと考えるのが自然なのですが、「鉛筆1ダース」。
当然ですが、誰も喜ばないうえにやる気もほとんどありません。
仕方なくやるかといった感じですが、れんげだけが拍手して大喜び。
第一戦の玉入れでは、意地でも優勝賞品が欲しいのかれんげは必死に玉をかごに入れようとしますが、全く入らず焦っていました。
運動会は完全にひかげの1人舞台
運動会の活躍は全てひかげによりとられて、MVPといっても過言ではありません。
リレーでは、ひとりでどんどん前にいる選手を抜いていくし、玉入れでは1人で何個もいれるなどまるで1人で運動会をして言うようでした。
個人的には、夏海が結構奮闘してくれるかなと思ったのですが、中学生と高校生では体力も実力も結構違いますよね。
特に日陰は東京の高校に通っていて、運動会は当たり前に行われているはずなので。
「在校生VS卒業生」ではなく、実力が均等になるように分けてもらった方が良い戦いになったかもしれません。(´;ω;`)
最終的にみんな集まってそれぞれの想いを伝える
『のんのんびより』シリーズに登場するキャラクターは、メインキャラを除いてバラバラに登場していました。
特にほのか、あかね、ひかげは都内の高校に通っているという設定上、ほぼアニメには出てきません。
さらに、今回『のんのんびより のんすとっぷ』で登場したしおりも新たなキャラクターとして登場します。
そして、原作15巻ではしおりの妹が生まれたり、あかねがみんなの前でフルートを吹いたり、ほのかが冬休みで再登場したりと、他の巻に比べると登場人物全員が集まってこれまで回収できなかった伏線を回収してくれるシーンが多数あります。
そのため、『のんのんびより』ファイナルという形でもう1期放送されると思います。
れんげがついに大人の女の子になる可能性も
れんげはもともと頭が良く面倒見もいいのですが、どこかみんなを楽しませようとしている雰囲気がありました。
しかし、れんげはしおりに妹が出来たという話を聞いて、「おねえちゃんらしくなろう」と自分からいい出します。
これは、今までになかったれんげの考えで大きく成長した部分です。
蛍とまではいなくても、これまでのれんげよりも大人になったと思えるシーンを見れると思います。
まとめ
『のんのんびより3期』の結末周辺では以下のような話が展開されます。
- 5年前のれんげと駄菓子屋の出来事
- 5年前のひかげと夏海の出来事
- 小鞠と蛍の関係性がすごくいい
- 在校生と卒業生の熱い運動会
主に5年前の回想を最終話付近で行いながら、最終的に運動会で話を終わらせるのではと考えています。
個人的には原作15巻で語られるしおりの妹が生まれて、れんげがお姉さんを意識するところまでもっていって欲しかったと思っています。
もし、結末付近でこんなこところも重要という意見ありましたら、是非コメント下さい。
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