2020年夏の新作アニメとして放送および配信中の「Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)」第5話でティアラたちと壮絶な(?)スゴロク勝負を繰り広げた「Sadistic Candy」のメンバー紹介をしながら彼女たちとの関係性に迫りたいと思います。
「Sadistic Candy」とは?
本作品の主人公ティアラが編入したフローラ女学院で活動している2人組の班(ユニット)です。
保健委員のアンジェリカとゲーム好きなルキフェルという、かなりデコボコなコンビです。
それ故にお互いの言い争いが多い上、学院内での授業もサボってばかりいるのですが、周囲からは「相当な実力を持っている」と言われています。
「Sadistic Candy」メンバー紹介
まずは「Sadistic Candy」のメンバー紹介から始めたいと思います。
アンジェリカ
「Sadistic Candy」のリーダーであると同時に、その正体は実は伝説的ユニット「RAY」メンバーのあんじぇなのです。
エリザ引退やユニット解散により外見や雰囲気も大きく変わってしまったものの、魔女としての実力は健在です。
アンジェリカの詳細は以下の記事をご覧ください。
https://animegaphone.jp/lapili-anjelika/
ルキフェル
高い魔法の才能を持ち「学院の隠れた実力者」と噂されている少女です。
ゲーム好きな性格であり、第5話ではティアラたちとスゴロク勝負を繰り広げます。
授業をよくサボっていると同時にアンジェリカとはケンカしてしまうことも多いですが、彼女のことを自分の相棒として認めていることは確かです。
ドッジボール勝負で見る2人の能力
本作品の中で最も早くティアラたちとの勝負を繰り広げた「Sadistic Candy」の噂にも違わない恐るべき実力を振り返っていきたいと思います。
ルキフェルの腕力と運動神経
ティアラがフローラ女学院に編入してからの「LiGHTs(ライツ)」が初めて挑んだ他の班(ユニット)との勝負が第3話でのドッジボール勝負でした。
退学の危機を脱するためポイント稼ぎに奮闘するティアラたちの前に立ち塞がりますが、”ゲーム好き”というキャラ設定からは信じられない程に強烈なボールを投げつけてきます!
ルキフェル「せめてもの情けだ!魔法は使わないでおいてやろう」
自分のボールをかろうじて受け止めたラヴィに敬意を評しますが、魔力をこめなくてもルキフェルの投げるボールはとてつもない強さを誇ります。
こうして見るとルキフェル自身にとっては、スポーツの試合もまた「ゲームの1つ」なのではないでしょうか。
そしてルキフェルが放つボールを見る限り、彼女の腕力は相当なものであり、「LiGHTs(ライツ)」のラヴィや「Ⅳ KLORE」のサルサにも負けない運動神経も合わせ持っていると思われます。
アンジェリカの治癒魔法
一方、アンジェリカの方もルキフェルとは違う形で活躍します。
外野に立っているココの顔面にボールが直撃して倒れますが、すぐにアンジェリカが駆けつけて得意の治癒魔法で回復してくれます。
アンジェリカ「お礼なんて、いらないっつーの」
魔法をかけられたココの怪我もすぐに治り、彼女の魔力が「RAY」時代のあんじぇの頃から全く衰えていないことを証明してくれた瞬間でした。
ルキフェルが攻撃に特化したキャラであるなら、アンジェリカの方は治療に特化しているタイプと言えるでしょう。
攻撃と治療・・・まさに“2人で1つ”と言ったところでしょうか。
スゴロク勝負で歌を披露!
ドッジボール勝負ではティアラ惜しくもティアラたちのチームに負けてしまいましたが、この2人による勝負はまだ終わりません。
続く第5話では怪奇現象の調査を賭けたスゴロク勝負を繰り広げます。
スゴロク勝負では勝利を得た
アンジェリカがクロエ理事長から手紙によって「森林の怪奇現象の調査」の指令を受けますが、本人の方は全くやる気がない様子です。
そんな中でティアラから自分たちがやりたい申し出を受けますが・・・このための交換条件としてスゴロク勝負を言い渡してきます。
まさにゲーム好きなルキフェルならではの勝負方法ですが、彼女が勝負用に持ち出してきたスゴロクがかなり特殊なものだったのです。
スゴロク自体に魔法をかけられており、止まったマスに記載されている罰ゲームは強制的に行わされるルールが決められておりました。
それでもティアラたちの予想外なしぶとさに苦戦を強いられながらも、このスゴロク勝負では何とか勝利を獲得できたのです!
罰ゲームで持ち歌を披露!
これまでに「super nova」(第2話)、「この花は乙女」(第4話)と他の班(ユニット)によるオルケストラが披露されてきましたが、「Sadistic Candy」の場合は少し特殊な形でステージに立ちました!
ティアラたちとのスゴロク勝負中に罰ゲームとして自分たちの持ち歌「ポジティブ・パラダイス」を歌いますが、噂に違わぬ歌唱力と振りつけで見ているティアラたちを魅了したのです。
アップテンポな歌でありながらも楽曲性は「super nova」や「Ⅳ KLORE」とは大きく異なります。
どちらかと言えば後の第7話で「シュガーポケッツ」が披露した80年代を彷彿させるアイドルソングの方に近いものがありました。
「LiGHTs(ライツ)」たちのたきつけ役に!
第8話でアンジェリカはクロエ理事長により自分がかつて「RAY」のあんじぇであったことをティアラに暴露されてしまいます。
それでも自分たちのオルケストラに向けて気合い充分なティアラたちを応援します。
彼女たちのオルケストラは大成功を収めたものの、ポイント不足により「LiGHTs(ライツ)」メンバーは退学処分となってしまいます。
故郷に戻されたティアラ以外の4人は居場所を失い、ラトゥーラのバイト先であるカフェで働きながらの居候生活を始めますが、こうした生活をいつまでも送れるわけではありません。
そこで「Sadistic Candy」の2人が「LiGHTs(ライツ)」メンバーたちに気合を入れてくれるようになります。
アンジェリカ「それで満足なわけ?」
ルキフェル「こんなグズ共に何を言っても無駄だ」
アシュレイ「なんだと・・・歯の1本や2本でへこたれてられるか!」
アシュレイが起き上がると同時に反論をしてきますが、それにより彼女たちに「自分たちもウェールランドへ行ってティアラに会いに行こう」と奮起させるキッカケを作ってくれたのです。
あのやる気のなさそうな2人が他の班(ユニット)に対してここまで背中を押してくれる展開になろうとは・・・これまでの勝負やオルケストラを経て、アンジェリカとルキフェルもまた「LiGHTs(ライツ)」の実力を認めたということでしょう。
今後は合同オルケストラに期待
ちなみに第9話までの放送にかけて、まだ正式なオルケストラを披露できていないのは、この「Sadistic Candy」だけとなりました。
本来ならば、この2人による正式なオルケストラにも期待したいところですが・・・アニメ本編のストーリーもティアラたちの退学を期に佳境への入り始めたため、今となってはこの2人による単独オルケストラを見るのはかなり厳しいかもしれません。
しかし第11話でティアラたちが再び魔女への道を目指す一方、フローラ女学院のあるマームケステル街に魔獣たちが襲来してこようとしていました。
そんな非常事態に対してクロエ理事長さ開催間近のケステル祭に参加する5つの班(ユニット)にある依頼をしてきます。
魔獣と魔女・・・この2つが絡む中での依頼とはやはり「オルケストラによる魔獣撃退」なのでは、ないでしょうか。
そうなれば「Sadistic Candy」による他の班(ユニット)たちとの合同オルケストラにも期待できそうですね。
まとめ
今回はアンジェリカとルキフェルの2人組によって結成されている「Sadistic Candy」のメンバー紹介も兼ねて能力や今後の展開に迫ってみました。
- 普段の授業はサボりがちだが、ティアラたちとの勝負やステージにより秘められていた実力を見せつけた!
- アンジェリカは「RAY」のあんじぇ時代から培ってきた治癒魔法により魔力は現在も衰えていない。
- ルキフェルはゲーム好きでありながら、腕力や運動神経にも優れている。
- 勝負を経てからはさりげなく「LiGHTs(ライツ)」をたきつけてくれる存在に!
デコボコなコンビでありながらも、凄腕の魔女2人が組んでいるのですから実力の高さもやはり折り紙つきでしたね!
コメント